【京アニ放火事件】世界からの寄付金の『使い道』に称賛の声 「涙が出た」「応援しています」
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2019年10月2日、東京都千代田区の参議院議員会館にて『マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟』の総会が行われました。
総会に参加した衆議院議員のいさ進一さんは、同日Twitterを更新。同年7月に起こった『京都アニメーション』の放火事件について、つづりました。
同年7月18日に男性がガソリンのような液体をアニメ制作会社『京都アニメーション』(通称・京アニ)の第1スタジオにまき、放火した痛ましい事件。
35人の死亡者と30人以上の負傷者という甚大な被害に、日本のみならず世界中の人々が衝撃を受けました。
その後、京アニは『支援金預かり専用口座』を開設。国内のみならず、世界中から多くの寄付金が集まりました。
京都アニメーション、寄付金を遺族や負傷者へ
いさ議員の投稿によると、京アニは集まった寄付金を事業再開には使わず、すべて遺族や負傷者のために使うと発表したとのこと。
国内外から京アニに寄せられた支援金は、およそ25億8590万円。京都府は10月末まで受け入れを続けるほかの義援金とあわせ、事件の被害者や遺族に分配する方針と明かしています。
今回の事件で、事件現場である第1スタジオは全焼。何より、今後の京アニやアニメ業界を支えていくはずだった素晴らしいクリエイターが命を落としました。
京アニ側が受けた被害は甚大であり、「寄付金すべてを遺族や負傷者に使う」という決断は勇気が必要だったでしょう。
ネットからは、京アニの判断を称賛する声や、応援する声が続々と上がっています。
・こんなにも素晴らしい決断を下せる会社なら、時間がかかっても必ず復活すると信じています。
・自分は京アニに寄付しました。今回の決断を知り、今後も応援したいと思いました。
・会社自体も厳しい状況だろうに…。従業員を本当に大事にしている『企業の鑑』ですね。
失った尊い命を取り戻したり、心身の傷をすぐに癒したりすることはできません。
せめて、世界中から集まったエールや寄付金が遺族や負傷者に届き、力になることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]