凶弾に倒れた中村哲医師に、旭日小綬章の授与が決定 「存命なら…」「惜しい人を亡くした」
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現地時間2019年12月4日、アフガニスタンで武装勢力の襲撃を受け、日本人医師の中村哲さんが亡くなりました。73歳でした。
『ペシャワール会』の現地代表として長年アフガニスタンで医療活動を行い、『カカ・ムラド』という愛称で親しまれていた中村さん。
同年10月には数々の功績を称え、名誉市民権が授与されました。中村さんの尽力によって、これまで多くの人が救われたことでしょう。
中村さんの訃報を受け、アフガニスタン国内では中村さんの写真に花を手向ける人が相次ぎました。
遺体が日本に帰国する際、アフガニスタンの大統領であるアシュラフ・ガニ氏が自ら棺を担いだのは、最大限の敬意の表れといっていいでしょう。
中村医師の棺を運んだ人物に「涙が出た」の声 アフガン最大級の敬意の表れ
中村哲医師に、旭日小綬章と内閣総理大臣感謝状が授与
同月23日に行われた政府の記者会見で、中村さんへの旭日小綬章と内閣総理大臣感謝状の授与が発表されました。
旭日小綬章は社会のさまざまな分野で功績を挙げた人を表彰するもの。中村医師のアフガニスタンでの活躍を称えるために授与されるのでしょう。
今回の発表に対し、ネットではいろいろな意見が上がっています。
・おめでたいです。でも、ご存命の内に表彰してほしかった。
・恥ずかしながら、事件が起こるまで中村医師の活躍を知りませんでした。この方の意志を後世に伝え残してほしい。
・中村医師が現地で果たした功績はとても大きい。哀悼の意を捧げます。
・きっと中村医師は勲章が欲しくて活動していたのではないと思う。本当に惜しい人を失くした…。
授与式は同月27日に首相官邸で行われる予定とのこと。
残念なことに中村医師ご本人が授与されるわけではありませんが、国内外からの感謝の気持ちは伝わっているのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]