屋台で手作りクッキーやココアを売る5歳の少女 理由は「友達を助けるため」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカ・カリフォルニア州に住む5歳のケイトリン・ハーディーちゃん。12月上旬、彼女は自宅前に屋台を出し、手作りのクッキーやホットチョコレートを販売しました。
ケイトリンちゃんがお金を集めているのは、おもちゃを買うためでも遊園地に行くためでもありません。
海外メディア『CNN』によると、ケイトリンちゃんは自分が通っている小学校で、123人の生徒が経済的な理由から給食費が払えず、ランチをまともに食べられていないことを知ったのだそう。
「みんながお腹を空かせているなんて嫌」
そう思ったケイトリンちゃんは母親に「ホットチョコレートとクッキーを売って、そのお金をみんなの給食費として学校に寄付したい」と提案。
そして12月8日に彼女は自らお店に立って、クッキーとホットチョコレート、サイダーを販売しました。
屋台のカウンターにはクリスマスらしいカラフルなトッピングが付いた大きなクッキーが並んでいます。このクッキーももちろん手作りです。
この日の売り上げは80ドルとなり、全額小学校に寄付したということです。
また彼女は『ファンドリー』という寄付金サイトで『キキズ・カインドネス・プロジェクト』をスタート。自分が通う学校だけでなく、地区全体の学校の給食費が未払いの生徒たちのために寄付を募ることにしたのです。
さらに12月21日に2度目の屋台販売も行いました。この日手伝ってくれる人も増えて、メディアでも取り上げられました。
『キキズ・カインドネス・プロジェクト』では12月25日現在で約1万5千ドル(約160万円)の寄付が集まっています。
「学校のみんなを助けたい」という1人の少女の優しさから始まった活動は多くの人の心に響き、援助の輪が広がっているようです。
ケイトリンちゃんのゴールは、彼女の住む地区の学校の生徒全員がちゃんとランチを食べられるようになること。その日が1日も早くやってくることを願います。
[文・構成/grape編集部]