製造開始から約70年、製造ラインに限界 鍵で巻いて開けるコンビーフ缶が販売終了
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

貼り出された『注意書き』に反響 内容に「いいアイディア」「目に入ってほしい」早川公(@hayakawa_ko)さんが郵便局のATMで見つけた『注意書き』に注目が集まりました。
- 出典
- @nozaki1948
おつまみや料理のアレンジにも使える『ノザキのコンビーフ』。
コンビーフ缶についている鍵に似たアイテム『巻取り鍵』を使って開封するのですが、見慣れない人にとって開封するのは至難のワザ。
「どうやって開けるの?」と頭を悩ませた人もいるでしょう。
中には、この開ける作業が「楽しい」「巻き巻きするのが醍醐味」と思う人もいたかもしれません。
すでに製造は終了
そんな『ノザキのコンビーフ』ですが、2020年1月15日に突如この台形の『枕缶』に入ったコンビーフの販売を2020年春で終了すると発表。
約70年の間、枕缶で販売してきましたが、「缶の製造ラインが限界になった」ということからすでに製造を終了しているといいます。
子供でも左利きの人にも使いやすいデザインに
約70年ぶりに刷新されるパッケージは、巻取り鍵で缶を巻いて開けるのではなくシール蓋で開封するもの。
これまで巻取り鍵を使いにくかった子供や左利きの人も使いやすいデザインになっています。
また、缶から新しくなるパッケージはバリア性に優れており、賞味期限も3年から3年6ヵ月に延長。
約70年続く人気商品の刷新に、ネット上では悲しみの声がたくさん上がっていました。
・鍵でクルクルするのが楽しかったのにな…。
・どんどん昭和のよさが消えていって悲しいです。
・初めて見た人には開けにくいからいいと思う。
・これなら子供でも開けられそう。
これまでの枕缶でのコンビーフの販売は、在庫が無くなり次第終了の予定。
「巻取り鍵で開封するのが楽しかった」という人も、しばらくはまだコンビーフ缶を開ける快感を楽しめるようです。
[文・構成/grape編集部]