ファンのひと言で手術を決心したバドミントンの桃田選手 『東京五輪』の前に願うことは?
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
このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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【祝】佐々木朗希、結婚を発表 「朝からビックリ」「なんて嬉しいニュース」『ロサンゼルス・ドジャース』の佐々木朗希選手が、結婚したことを発表。2025年2月22日に自身のInstagramで報告しています。
そもそも、世界レベルの一流アスリートになれる確率は、どの程度あるのでしょうか。
そのアスリートが参加した海外遠征で、交通事故にあう確率は…。
※写真はイメージ
さらに、その事故が原因で身体に異変が起こる確率は…。
これらの全てが重なる確率が極めて低いことは、誰にでも分かることです。
そんなアクシデントに遭遇してしまったバドミントンの桃田賢斗さんが、遠征先のマレーシアで事故に遭ったのは、2020年1月13日のこと。
その後、2月3日に合流した代表合宿で右眼窩底骨折であることが判明し、手術を終えて、3月6日、事故があってから初めて復帰会見を開きました。
迷っていた手術を決心した理由は、ファンのひと言だったと語ります。
「またコートに戻った姿が見たい」
とても分かりやすく、背中をやさしく押してくれる言葉です。
しかし、まだ本調子でない桃田選手は、2020年3月に開催された『全英オープン』を欠場。東京オリンピックへの出場を考えると、この大会の欠場は致命的とのことですが、復帰会見の次のようなコメントには、どこかふっ切れた印象がありました。
「羽根を打つのが今は楽しい」
「この経験が、自分の心の強い部分になった」
ここで、ふと思い出されるのは、4年前のリオデジャネイロ・オリンピック。
当時、世界ランキング2位だった桃田選手は、事実上の代表入りが決まっていましたが、開催前に無期限の試合出場停止となり、まさかの欠場となりました。
1年1か月の謹慎期間が終わった直後の試合は、スタミナ切れで年下の選手に敗戦。
そこから地道な練習を続け、この4年間、じっくりと実績を積み上げてきました。
今回は、「今年こそオリンピック」というタイミングでの事故でしたが、復帰会見では、これまで多くを語らなかったオリンピックについても意欲を見せました。
延期された東京オリンピックで、桃田選手はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
桃田選手もツイートしているように、まずは新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が収束することを多くの人が望んでいます。
そして、開催される東京オリンピックで体調を回復した桃田選手が活躍することを多くの人が願っています。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]