オートマタって知ってる? 『笑いの壺』をバチで叩くと…その動きに思わずほっこり
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
『ツボにハマる』ってまさにこういうことかも!
説明の前にこちらの動画をご覧ください!
これは、オートマタの作家として活躍する原田和明(@kazu_automatist)さんの新作です
その名も『笑いの壺』。
小さなバチで叩くと回り出し、大きな笑い声が聞こえくるこの『笑いの壺』。見ていると、小さなことでくよくよ悩んでいるのがなんだかバカらしく思えてきませんか。
オートマタとはヨーロッパで生まれた西洋からくり人形のこと。基本的には木のハンドルを回すことで動き出す仕組みです。
この『笑いの壺』ももちろんオートマタ。でもハンドルを回すのではなく、バチで叩くと動き出す不思議な作品です。
動画を見た人たちからはこんなコメントが寄せられました。
・ぎゃははは最高です!おもしろ~い。
・ポコン!とたたくのが最高ですね。いいなーやりたいなー。
作者の原田さんは「やったー!ありがとうございます!」「全てを笑い飛ばしたいものですね~」と返答しています。
ほかにも楽しい動画がたくさん!
原田さんは山口県生まれ。2002年よりオートマタ制作を始め、オートマタ制作の第一人者マット・スミス氏に師事。2008年に山口市秋穂に工房を構えました。
現在はオートマタの制作やオートマタコレクション展の企画、ワークショップなどを行い、日本を代表するオートマタ作家の1人として活動されています。
原田さんのTwitterやInstagramには『笑いの壺』以外にも、見ていると心が温かくなるような作品がたくさんアップされています。
ロシアの有名な入れ子構造のお人形「マトリョーシカ」や、猿がバナナのボートを漕ぐ「バナナボート」。ハンドルを回すことで動き出す作品は思わずニッコリしてしまうようなモノばかりです。
原田さんは、先日新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなった志村けんさんを偲んでこんな作品もツイートしています。
志村さんが白鳥のコスチュームで踊る姿を思い出しますね。
原田さんはこの他にも「へそで茶を沸かす」や「或る中也」、「愛のからくり」など、タイトルを見ただけで気になる作品をたくさん作られています。
また、全国各地で出張展示が企画されていますし、工房がある山口県にはギャラリー&カフェもオープンしているので、機会があればぜひ直接その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]