本当に同じ犬? 全身ひどい皮膚病だった保護犬 4か月後の姿に目を疑う
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夜の散歩で映えた“ピカピカ首輪”をつけた犬 その表情に癒やしが止まらない柴犬のそらまめくんと暮らす、飼い主(@soramame_inu)さんは、愛犬と公園を散歩していた時の様子をXに投稿しました。 周囲が暗かったため、愛犬の表情を見るために、飼い主さんがカメラの明度を上げて撮影すると…。

「ごはんはまだですか?」無表情で訴える柴犬 その顔が『プレゼンを聞く上司』にそっくりと話題柴犬のジャンヌちゃんが浮かべた、部下のプレゼンテーションに耳を傾ける上司のような表情が、Xで大きな反響を呼びました。飼い主(@shibainu_Jeanne)さんの投稿を紹介します。
2019年のクリスマスイヴの日、アメリカに住むローレン・バックリーさんはFacebookで「2匹の野良犬が保護された」という投稿を目にしました。
2匹はオスとメスの兄妹で、特にメスの犬の健康状態が悪く、全身に疥癬(かいせん)というダニが原因の皮膚感染症を患っていたのです。
疥癬は珍しい病気ではありませんが、そのメス犬は全身の皮膚から出血し、目も開けられないほどひどい状態で、ローレンさんいわく「エイリアンのようだった」といいます。
この犬を助けてあげなければ
そう思った彼女はすぐに犬が収容されているシェルターに連絡をして、犬を預かることに決めます。
この日から『レイニー』と名付けられた犬に対する必死の看護が始まりました。
レイニーがくつろいだ後のソファは彼女の皮膚からの出血で血だらけになったのだとか。
それでもローレンさんは彼女を毎日献身的に看護し、愛情を与え続けました。
するとレイニーの状態は少しずつ、でも確実に快方に向かい始めます。
ローレンさんが写真に記録し続けた、レイニーが変わっていく様子をご覧ください。
保護してから10日後
保護してから約1か月後
保護してから約7週間後
保護してから約3か月後
そしてレイニーがローレンさんの家にやってきてから約4か月後、ついに健康な体を取り戻した彼女の姿がこちらです。
4か月前と同じ犬と思えないほど美しくかわいらしい姿になったレイニー。皮膚病が治っていくのと同時に、彼女の顔つきもどんどん穏やかになっていくのが分かります。
これもすべて、彼女の命を諦めなかったローレンさんの献身的な看護のおかげですね。
2020年4月18日、レイニーは新しい里親のもとに引き取られました。里親のケリーさんはローレンさんの友人なのだそうです。
ローレンさんがFacebookに投稿したレイニーのストーリーは、彼女への称賛とレイニーの回復を祝福するコメントであふれています。
ローレンさんが世話をすることにならなかったら、レイニーは収容されたシェルターで一生を終えていたかもしれません。
レイニーの命を救ってくれたローレンさんに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]