研修医が心打たれた『七夕の短冊』 入院中の患者が願ったのは… 「なんて優しい」「泣いた」
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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

「やはり絶滅していなかったんだ」 九州の猫島で撮った1枚に「進化したのか…」「やはり…絶滅していなかったんだ」などのコメントが寄せられているのは、写真家の沖昌之(@okirakuoki)さんが撮った1枚です。2025年5月2日にXで公開されると、なんと15万件以上の『いいね』が寄せられています!
- 出典
- @BookloverMD
精神科医のいちは(@BookloverMD)さんは、七夕が近付くと思い出すことがあるといいます。
ある患者の『願い』
いちはさんが研修医として勤めて2年目のある日、統合失調症を患い、何十年も入院している患者さんが書いた『七夕の短冊』を目にしました。
そこには、こんな言葉が書かれてあったそうです。
「ミナサンタイインデキマスヨウニ」
自分のことでなく、ほかの入院患者たちの回復を願い「みんなが退院できますように」と書いた患者さん。
切なくも優しい願いに、いちはさんは感動し、「精神科医になる」と決意したそうです。
この投稿に対し「なんて心のきれいな人なのでしょう」「不意打ちで感動してしまいました」などのコメントが寄せられました。
生きづらさを抱えて、傷付き苦しい想いをたくさんしてきたであろう患者さん。それでも他者の幸せを祈る優しさを失わない姿に、心打たれます。
そして、そんな人々に寄り添い続けようと決めた、いちはさんの志がとても素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]