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研修医が心打たれた『七夕の短冊』 入院中の患者が願ったのは… 「なんて優しい」「泣いた」

By - grape編集部  公開:  更新:

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精神科医のいちは(@BookloverMD)さんは、七夕が近付くと思い出すことがあるといいます。

ある患者の『願い』

いちはさんが研修医として勤めて2年目のある日、統合失調症を患い、何十年も入院している患者さんが書いた『七夕の短冊』を目にしました。

そこには、こんな言葉が書かれてあったそうです。

「ミナサンタイインデキマスヨウニ」

自分のことでなく、ほかの入院患者たちの回復を願い「みんなが退院できますように」と書いた患者さん。

切なくも優しい願いに、いちはさんは感動し、「精神科医になる」と決意したそうです。

この投稿に対し「なんて心のきれいな人なのでしょう」「不意打ちで感動してしまいました」などのコメントが寄せられました。

生きづらさを抱えて、傷付き苦しい想いをたくさんしてきたであろう患者さん。それでも他者の幸せを祈る優しさを失わない姿に、心打たれます。

そして、そんな人々に寄り添い続けようと決めた、いちはさんの志がとても素敵ですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@BookloverMD

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