研修医が心打たれた『七夕の短冊』 入院中の患者が願ったのは… 「なんて優しい」「泣いた」
公開: 更新:


母「それ一生使うんやぞ」 息子の選んだ裁縫セットに「最高か」「大人でも欲しい」裁縫セットを選んだ小学生の息子。まさかのセレクトに大人から絶賛の声!

高3娘の卒業式 父親が渡した手作り弁当が… 「涙が止まりません」2019年の娘さんの中学入学を機に、お弁当作りに励んでいる父親の、内田直人(bento_star)さん。2025年3月1日、娘さんが高校の卒業式を迎えました。
- 出典
- @BookloverMD
精神科医のいちは(@BookloverMD)さんは、七夕が近付くと思い出すことがあるといいます。
ある患者の『願い』
いちはさんが研修医として勤めて2年目のある日、統合失調症を患い、何十年も入院している患者さんが書いた『七夕の短冊』を目にしました。
そこには、こんな言葉が書かれてあったそうです。
「ミナサンタイインデキマスヨウニ」
自分のことでなく、ほかの入院患者たちの回復を願い「みんなが退院できますように」と書いた患者さん。
切なくも優しい願いに、いちはさんは感動し、「精神科医になる」と決意したそうです。
この投稿に対し「なんて心のきれいな人なのでしょう」「不意打ちで感動してしまいました」などのコメントが寄せられました。
生きづらさを抱えて、傷付き苦しい想いをたくさんしてきたであろう患者さん。それでも他者の幸せを祈る優しさを失わない姿に、心打たれます。
そして、そんな人々に寄り添い続けようと決めた、いちはさんの志がとても素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]