ありがとう! 熱中症で動けなくなった大型犬を背負って下山した男性に拍手
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出典:Lexie Daniel

赤ちゃんに抱きつかれた犬 見せた表情に「これが愛か」「なんて尊いの」ゴールデンレトリバーのおからちゃんと、柴犬のうにくんと暮らしている飼い主(@uni_okara0725)さんがXに投稿したエピソードに、癒される人が続出しました。

近づいてきたカラスを撮影 瞳をよく見ると?「すげぇ!」「びっくり」野鳥の生活を観察するバードウォッチングが趣味の、富士鷹なすび(@nasubifujitaka)さん。 ある日、外出をしていた際に、カラスが目の前まで近付いてきたそうです。
夏のような暑さを感じた6月のある日、レキシー・ダニエルさんは従姉妹と一緒にアメリカ・ニュージャージー州のタマニー山へハイキングに出かけました。
そこで彼女たちは、苦しそうに横たわっている1匹の大型犬に遭遇します。
犬は熱中症を起こしているようで、起き上がれない状態。飼い主からの救助要請を受けて、その時、現場近くにいたパークレンジャーのクリス・サラペクさんが駆け付けました。
レキシーさんたちは持っていた水を犬にあげましたが、犬はまだ苦しそうにしていたのだそう。
するとクリスさんは、その大きな犬を自分の肩に担いで山を下り始めたのです。
彼が目指したのはそこからかなり離れた場所にある小川。
険しい山道をひたすら下り、小川にたどり着くと、クリスさんは犬を水の上に寝かせて体に水をかけてあげました。
その後、彼は再び犬を背負い、道路がある場所まで歩いて下山しました。
海外メディア『GOOD NEWS NETWORK』によると、犬の飼い主は犬を担ぐことができなかったため、助けを求めて先に下山し、動物病院へ運ぶための車を用意して待っていたといいます。
クリスさんは1時間近く、犬を背負って山を下りたのだとか。途中で小川に寄って犬の体を冷やしたことで、下山した時に犬は自力で頭を起こせるくらいにまで回復していたそうです。
レキシーさんはこの時の写真をFacebookに投稿し、クリスさんを称賛しました。
犬も熱中症にかかることがあります。症状が軽いうちに適切な処置をしなければ、最悪の場合は命を落とす危険もあるのです。
こんなに大きな犬を背負って険しい山を1時間近くも歩くのは相当ハードだったでしょう。
冷静な判断と行動力で犬の命を救ったクリスさんはまさに『ヒーロー』と呼ばれるのにふさわしいですね。
[文・構成/grape編集部]