約20年前、祖母が孫につづった手紙 その内容に心打たれる…
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- 出典
- @Behogenic
「おばあちゃんの手紙読も」
そんなひと言とともに、三好涼(@Behogenic)さんがTwitterに投稿した、祖母からの手紙に反響が上がっています。
ノートにつづられた手紙は、新世紀になった2001年1月1日に書かれたもの。
投稿者さんが実際に祖母から贈られた内容が、こちらです。
始めに涼くん元気で生まれてくれてありがとう。
じいちゃんもばあちゃんも、そしてお父さんお母さんもとても嬉しかったよ。
きみのことみんな大好きだよ。
きみがどんな小学生になるかな、中学生になるかな、大人になるかな…ととても楽しみです。
大きくなるまで見ていたいと思うけどそんなに長生きできないよね。
涼くんは優しい、かしこい子だからきっと立派な大人に育ってくれると思います。
どんなことでも自分でよく考えて、自分で正しいと思うほうに進んでくれるよね。
人のいうことはじっと聞かなくてはいけないけれど、自分の思うこともはっきりいわないと人には伝わらないよ。
本当に優しい子は心の強い子でなければね。
おばあちゃんの小さい頃は女の子は優しく、男の子は強く泣かない子がいい子と思われていました。
でもおばあちゃんは女の子も男の子も同じ。悲しい時は泣けばいいし強く優しくなってほしい。
自分が悲しいことはほかの人だって悲しいのだよ。
優しさって相手の心の悲しさやしんどさが分かるってことだと思います。
強さって力があることではなく、してはいけないことをやらない、嫌なことをはっきり断れることだと思います。
この便りを涼くんがいつ読んでくれるか分からないから少しむずかしいかな?
おじいちゃんもおばあちゃんもきみのことをいっぱい愛してるし大好きだよ。
2001年新しい世紀を迎えて何年後かのきみへ書きました。
想いが込もった、祖母からの手紙。
人生の教えを説きつつも、三好さんを心から愛していることが伝わってきます。
そして、手紙を受け取った22歳の三好さんは、立派に成長した姿を76歳の祖母に見せることができたのです。
投稿はまたたく間に拡散され、感動の声が寄せられています。
・出社前に涙をこらえながら読みました。僕ももっと強くなろうと思います。
・文字と言葉の美しさに、お祖母様の生き様と人柄が表れていますね。感動しました。
・30年以上生きてきましたが、優しさと強さをこんなに分かりやすく言語化してくださっているのを初めて見た気がします。素敵な手紙を見せてくださり、ありがとうございました。
「大きくなるまで見ていたい」とつづった祖母は、その言葉通り、大人になった三好さんを間近で見れて嬉しかったことでしょう。
祖母の願いや想いが詰まった3ページの手紙は、三好さんだけでなく、たくさんの人の心に刻まれました。
[文・構成/grape編集部]