こんなに美しいハスキーだったなんて! 保護犬の3か月後の姿にびっくり
公開: 更新:
自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
散歩に行こうとしたら… 全力の『拒否顔』が、こちら飼い主(@87shiba87)さんが投稿した、柴犬のハナちゃんの散歩を拒否する表情に注目が集まりました。
grape [グレイプ] trend
公開: 更新:
自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
散歩に行こうとしたら… 全力の『拒否顔』が、こちら飼い主(@87shiba87)さんが投稿した、柴犬のハナちゃんの散歩を拒否する表情に注目が集まりました。
2018年10月、アメリカ・オクラホマ州で動物保護活動家が虐待されている1匹の犬を見つけました。
犬は約2年間も屋外で鎖につながれた状態で、水や食事をまともに与えられていなかったのです。
そのため骨が浮き出るほど痩せ細り、皮膚病で毛は抜け落ち、いくつもの健康問題を抱えていたといいます。
そのオス犬はハスキーの雑種でしたが、発見された時は犬種が分からないほど変わり果てた外見でした。
飼い主がいるにもかかわらず、なぜこのような状態になっていたのか…それはあまりにも残酷な理由でした。
海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主の男性はこの犬が子犬の時に、妻へのプレゼントとして手に入れたのだそうです。しかしその少し後に妻から離婚をいい渡されてしまいます。
元妻に対していい感情を持っていない男性は、彼女への仕返しのつもりで、この犬を虐待していたのです。
愛される喜びを知った犬が、驚異的な回復をみせる
犬は動物保護団体『ペット・エンジェルズ・レスキュー』によって保護され、『フィン』と名付けられました。
まるで骨と皮だけのような体だったフィンですが、保護された直後からスタッフが驚くほどの心身の強さを見せたのだそう。
こんなひどい仕打ちを受けても、彼にはまだまだ生きようとする力が残っていたのです。
それからはフィンの皮膚病の治療や寄生虫の駆除、極度の栄養不足を改善するため、施設のスタッフが懸命に世話をしました。
すると予想以上の速さでフィンの体調はよくなっていったのです。
※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。
その後もフィンは順調に体重を増やし、元気な体を取り戻していきました。
また体だけでなく心に受けたトラウマも、優しいスタッフたちから愛情を注がれているうちに徐々に癒されていったそうです。
そしてわずか3か月後には、フィンは生まれ変わったような美しいハスキーになっていました。
保護された時は18㎏しかなかった体重はその倍の36㎏まで増えて、すっかり健康な体型に。
フィンの体と心が十分に回復したと判断したスタッフは、里親の募集をスタートします。
そして保護されてから4か月後、フィンの里親が決定!
新しい家族はフィンがまだ回復中で里親の募集をしていない時期から、彼に会いに来ていたのだそうです。よほどフィンのことが気に入ったのでしょう。
2年間近く虐待されても、決して生きることと愛されることをあきらめなかったフィン。
これからは今までつらい思いをした分も、優しい家族と一緒に幸せな毎日を過ごしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]