猛暑の中、生物園の職員が池で探していたものは… 「本当にやめて欲しい」
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※写真はイメージ

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東京都にある足立区生物園(@seibutuen_info)は、2020年8月17日にTwitterを更新。
園内の池で「カメを放流している人がいる」との目撃情報があり、同月16日に捜索をしたといいます。
最高気温37℃となったこの日、炎天下の中でも職員が必死にカメを探した理由とは…。
目撃されたカメが万一、外来種『カミツキガメ』だった場合、人にケガを負わせる危険があるとのこと。
結果的に、池にカミツキガメはいませんでしたが、本来いるはずのない外来種のカメを数頭捕獲したそうです。
足立区生物園は「たった一匹でも、池の環境が変わってしまうこともある」と池への放流をやめてほしいと訴えました。
ネット上では、こうした身勝手な行動に批判の声が高まっています。
・猛暑の中、お疲れさまでした。無責任な飼い主には怒りを感じます。
・「カミツキガメじゃなかったからひと安心」ではなく、どんな生き物でも環境への影響は計り知れない。
・安全のためにこれだけの大人数と手間をかけさせることになると、みんなに知ってほしい。
カメを放流した人は「飼えないから」「自然の中で生きるほうが幸せ」など軽い気持ちだったのかもしれません。
しかし、来場者の安全や池の生態系を守るために、職員が大がかりな捜索をすることになったのです。
命あるものを飼う責任の重さを、しっかりと認識してほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]