立ち往生に巻き込まれた運転手が伝え続けた『一部始終』 そこに写っていたのは…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
- 出典
- @8960_IND
2020年12月16日の夜から降り注いだ大雪によって、関越自動車道では車の立ち往生が発生。
トラックドライバーの8960_INDさんは、同日夜8時頃から立ち往生に巻き込まれ、その様子をTwitterに随時投稿していました。
関越自動車道での2日にわたる立ち往生、現場では…
夜8時頃はまだ、前の車にも雪は積もっておらず、ほとんどの車がブレーキランプをつけて列が進むのを待っているようです。
しかし、2時間たっても列は動かず、しだいに雪が積もってきました。
深夜0時をまわっても状況は変わりません。そして朝になると…。
一面雪で真っ白の中、同月17日の朝を迎えた投稿者さん。
この時、すでに立ち往生が発生してから11時間が経過していました。
さらに、状況は悪化していき…。
立ち往生から26時間経過すると、前の車のタイヤが見えないほど雪は降り積もり発進することも不可能に。
投稿者さんは「変化はなし。救助待ちになります。頑張ってください、自衛隊さん達。感謝しきれません」と自衛隊に感謝の言葉を述べて、救助を待っていました。
再び深夜0時となり、2日目の夜を迎えます。
立ち往生から32時間経った同月18日の朝4時。当初はタイヤまで見えていた前の車は半分以上雪で見えなくなってしまいました。
朝の5時に初めてニュースを見て、事態の深刻さを知った投稿者さん。
そして同日朝の8時40分、ついに自衛隊の姿が見え、配給をもらいました。
投稿者さんは、合計で43時間47分も立ち往生に巻き込まれていました。
運んでいた荷物を届けるべく、その後もトラックを運転し仕事に励んだそうです。
投稿者さんが撮影した動画では、多くの車がマフラーの排気口の周りを雪かきしていたり、ドアが開くスペースは雪が積もらないようにしていたり、各ドライバーが一酸化炭素中毒にならないよう対策をする様子が映っていました。
また、投稿者さんは散歩をするなどして健康にも気を使っていたといいます。
立ち往生の現場をTwitterで伝え続けてきた投稿者さんには、たくさんの励ましの言葉などが寄せられていました。
・肉体的にも精神的にもきついだろうな…。あと少しです!頑張ってください。
・自衛隊さんかっこいい。感謝しかないですね。どうかお気を付けて!
・無事でよかったです。立ち往生後にもお仕事お疲れ様です。あなたのおかげで物流が回っています。
冬になると、想定外の雪で身動きが取れなくなってしまう時があるかもしれません。
もしもの場合のために、食料や暖をとれるもの、スコップなどを積載しておくと安心でしょう。
立ち往生を救ってくれた自衛隊の活躍に感謝したいですね。
[文・構成/grape編集部]