窓口でお金を受け取っているのは? 賢くてかわいい『看板カラス』が話題に
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

3つ子とともに写るのは… 1枚に「吹いた」「見事なドヤ顔」写真には、三つ子とともに、大切な家族が一緒に写っていました。
日本ではゴミを荒らすことから『迷惑な鳥』という印象が強いカラス。そんなカラスと友情を育んでいる男性がいます。
トルコでモスクの係員をしているイスマイル・アトマカさんは仕事中に、少し離れたところにある木から何かが落ちるのを目にしました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、気になったイスマイルさんが見に行くと、落ちたのは飛ぶことができない若いカラスだったそうです。
かわいそうに思った彼はカラスを抱き上げて仕事場へ連れて行き、エサをあげました。
飛べないカラスを飼い始めたら?
イスマイルさんはカラスをキャブバーと名付け、家に連れて帰ります。そして翌朝は、キャブバーと一緒に出勤しました。
次の日も、その次の日も、彼は1日中キャブバーと一緒に過ごすようになります。そうするうちに、キャブバーはすっかり彼に懐いていきました。
イスマイルさんの仕事は、施設にあるトイレの利用料を受け取ることです。彼の仕事を見ていたキャブバーは、いつの間にか仕事を覚えてしまったのだとか。
そして気が付くと、窓口で仕事を手伝うようになったのです。
器用にくちばしでお金を受け取るキャブバー。利用者たちも『看板カラス』との交流を楽しんでいるように見えます。
今ではイスマイルさんが休憩などで席を外していても、キャブバーがしっかりと店番を務めているのだそう。
利用者が出てくると口を開けてお金を入れてくれるのを待っていて、お金を払わない人には音を立てて警告をするのだとか!
「仕事を手伝ってくれることは、キャブバーなりの感謝の気持ちなのでしょうね。とても嬉しいですよ」と語るイスマイルさん。
彼のことが大好きなキャブバーは、最近は昼間にふらりとどこかに遊びに行くこともありますが、必ず戻ってくるそうです。
イスマイルさんは、いつキャブバーが野生に帰って行ってもいいように、自由にさせているといいます。
優しい男性と賢いカラスの友情が、これからも長く続いていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]