ワークマンの靴を10種類履き比べ 防水や滑らないシューズなどおすすめは?
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作業服や工事現場の関連用品の最大手『ワークマン』。近年では『ワークマンプラス』や『#ワークマン女子』といった関連店舗で、カジュアルな服なども販売しています。
そんなワークマンで販売されている靴は、機能的で普段履きもできる上に安いシューズが多数!
ワークマンの安全性の高い靴やアウトドアにも使える靴、防寒性や耐滑性の優れている商品など、履き心地や弱点といった情報をまとめてご紹介します。
ワークマンの靴は安いのに機能的? 10種類のシューズを買ってみた
ワークマンには、工事現場で使うような安全靴からジョギングやアウトドアで使えるものまで、実にさまざまな靴が販売されています。
しかも、どれも機能的ながら安いというのだから驚きです。
そんな数あるワークマンの靴の中から筆者が選んだ10足がこちら!
・防水サファリシューズ
・LIGHT(ライト) スリッポン(以下、スリッポン)
・アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール(以下、アスレシューズ)
・Wクッション キャンバスシューズ(以下、キャンバスシューズ)
・建さん2
・氷雪耐滑ケベックNEO(以下、ケベックネオ)
・ストライカーセーフティシューズ(以下、ストライカー)
・防寒ミドルカットセーフティ(以下、ミドルカット)
・ファイングリップ アーバン(以下、アーバン)
・DIA高撥水シューズ アーバンハイク(以下、アーバンハイク)
税込み680円の格安の作業靴『建さん2』、濡れた路面でも安心して履ける『アーバン』、アウトドアで活躍する『アーバンハイク』など、多くの場面で役立つ靴を選びました。
それぞれどのような履き心地だったのかをご紹介していきます!
ワークマンの靴 防水サファリシューズ 税込み1500円
防水靴としてワークマンプラスで人気なのが、『防水サファリシューズ』。男性用、女性用でサイズや色の違うバージョンも用意されています。
パッと見ではデニム生地のハイカットシューズのように見えますが、実はすべて合成ゴム。
なので、接地面から約7cmまでは防水性能があります。長靴のように雨の日も履けるでしょう。また、汚れてもすぐに水で洗い流すことができます。
実際に水たまりを勢いよく踏んでみましたが、靴の中に水は入ってきませんでした。
ただ、意外とマンホールの上では滑ったり、ハイカットのため靴下を履いてないと足首が擦れたりするなど、弱い点もあります。
とはいえ、1500円とは思えない機能性があるので、ネットでは「釣りやアウトドアで活躍してくれる」「ズボンは濡れても足だけは濡れない」といった口コミが上がっていました。
ワークマンの靴 スリッポン 税込み1500円
通常の靴のように履くことはもちろん、かかと部分を踏んでスリッパのように使うことも可能な『スリッポン』。Lサイズだと、なんと1足150gしかないという、靴としては驚きの軽さです。
実際に履いてみても、履いているのかが分からないほど軽い!
ソールの薄さは否めませんが、履き心地は悪くなく室内や会社用として使えば問題ないでしょう。
靴ひもはありませんが、甲に付いているベルトでフィット感を調整することが可能です。これが意外と便利で、靴紐のようにほどける心配もなく、手軽に調整できました。
撥水加工がされているので外で履くこともできますが、クッション性が弱く、悪路を歩いたり長時間歩いたりすると足が疲れてしまいます。
ワークマンの靴 アスレシューズ 税込み1900円
疲れないとウワサのワークマンのジョギングシューズ『アスレシューズ』。ジョギングシューズながら、1900円と破格の値段設定です。
しかし、その見た目は1900円とは思えない本格的な雰囲気。ソールの厚みもしっかりとあり、足首のあたりもクッションがあるため、足を痛めることがありません。
実際に走ってみると、普段のスニーカーに比べて格段に走りやすく、前に体重をかけるだけで身体が進みます。
かかと部分のソールも特殊な構造になっていて、クッション性が高く、足首やヒザにも衝撃がきません。
弱点としては、靴紐が短いことと、つま先に角度が付いているのでまっすぐに立っていることがつらい点くらいでしょう。
これから運動を考えている人は、候補の1つに入れてみるといいですよ。
ワークマンの靴 キャンバスシューズ 税込み980円
普段履きができるデザインながら、980円という超激安の靴『キャンバスシューズ』。某スニーカーによく似た見た目ですが、キャンバス生地はしっかりとしており、作りも丈夫です。
ワークマンのキャンバスシューズは横幅が少し広めに作ってあるそうですが、筆者が実際に履いてみると少し狭いように感じました。
足の甲に少し当たる感じがしたので、普段、履く靴よりも0.5cmほど大きい26.5cmのサイズを購入。
靴幅は楽になりましたが、つま先に余裕ができてしまいました。ここは人それぞれの足の形によるので、好みのサイズを買いましょう。
履き心地は悪くはありませんが、クッション性が弱いため、凸凹とした道には適していません。
また、紐が短いため、余裕を持って結ぶことができませんでした。
とはいえ、全体的に980円とは思えない作りで、十分に満足のいく作りです。
ネットでも「コスパが最高」「デザインや品質が期待以上の靴」という声が上がっています。
ワークマンの靴 建さん2 税込み680円
筆者がワークマンに行った時に最安値だった靴が、こちらの『建さん2』です。作業靴のため普段履きには適しませんが、作りはしっかりとしています。
ソールは室内運動用の靴のような見た目で、それほど厚みはありません。
作りもとてもシンプルで靴紐はなく、甲の部分はゴムのテンションで締めています。
外履きというよりも室内での運動などで、その性能を発揮してくれそうです。
また、デザインはシンプルですが、靴の横についている『建さん』のタグの存在をはじめ、見た目的には好みが分かれるところかもしれません。
実際に履いたことのある人からは「トレーニングシューズとしておすすめ」「サンダル代わりにちょうどよい」といった声が上がっていました。
ワークマンの靴 ケベックネオ 税込み2900円
雪の降った時などに威力を発揮する防寒靴『ケベックネオ』。ダウンジャケットを靴にしたような感じで暖かく、縫い目を作らないことで足首の上あたりまで防水性能があるそうです。
また、ソールはワークマンオリジナルの『WMアイスソール』を使用し、ガラス繊維を配合することで氷雪耐滑性がアップしているのだとか。
全体的にとても柔らかく、軽いので履き心地も良好で、それほど足は疲れません。
もちろん、防水性や防寒性も完璧で、歩いていると靴の中がかなり暖かくなってきます。
ただ、意外とマンホールの上などで滑りやすいので、注意が必要でしょう。
ワークマンの靴 ストライカー 税込み2900円
ワークマンではJIS規格の厳しい規定に合格した安全靴以外にも、安全性の高いセーフティシューズがあります。
普段履きなら十分な安全性を確保しつつ、デザイン性にも優れ、価格も安くて人気なのが『ストライカー』です。
つま先に鋼が入っていますが、思った以上に軽く歩きやすいことに驚かされます。
全体的に余裕のある作りで、靴の中は窮屈な感じはしません。また、クッション性もしっかりとしているので、軽く散歩をした程度では足が疲れることはありませんでした。
また、ストライカーは耐油底、耐滑底になっているため、濡れた路面でも滑りません。かなり心強いソールになっています。
気になるつま先の強度ですが、自分で踏んでみた程度ではびくともしません。電車などで足を踏まれたとしても、ケガをすることはないでしょう。
ワークマンの靴 ミドルカット 税込み2900円
こちらの『ミドルカット』もストライカーと同じく、セーフティシューズです。こちらは足首にボアが付いており、防寒性能もプラスされています。
こちらもつま先に鋼が入っていますが、軽く歩きやすい作り。ただ、ストライカーよりもソールが薄く、また耐滑性能もないため、少し滑りやすくなっています。
寒い時期にバイクに乗るなど、防寒性能で選ぶならミドルカットがいいでしょう。
ネットでも「バイクで運転時の防寒対策に買った」「丈夫だからバイクに乗る時に重宝する」といった声が上がっています。
ワークマンの靴 アーバン 税込み1900円
ワークマンの靴の中でも「滑りにくい」と人気の靴が、こちらの『アーバン』です。
シンプルな見た目ながら、ソールには耐滑底や耐油底で滑りにくい『ファイングリップ』を採用。
さらに撥水糸を使用しているため、雨の日も安心して履くことができるそうです。
かかとは車などの運転がしやすいように、かかと巻き上げのソールを採用しています。
滑らないことに特化した靴なのかと思いきや、とても履き心地がよく驚かされました。
もちろん、耐滑性も素晴らしく、明らかに滑りやすそうなツルツルとした石の上でも、キュッと止まってくれます。
実際に履いている人からは、「滑り止めは完璧。この機能で1900円は安い」「コスパがすごくいい」といった高評価の口コミが上がっていました。
ワークマンの靴 アーバンハイク 税込み1900円
丈夫で性能がいいため、アウトドアに使える靴というと高いイメージがあります。ワークマンの『アーバンハイク』は手頃な価格ながら、アウトドアにも使えると人気です。
本革風素材を使用しているため安っぽく見えず、普段履きも十分にできます。
また、撥水加工もされているので、汚れも付きにくく、多少雨が降ってきても心配はないようです。
アウトドアに使えるようにと、あえて勾配のある山道や木の根などを踏みながら歩いてみましたが、特に問題なく歩くことができました。
撥水加工も素晴らしく、しっかりと水をはじいてくれます。ただ、紐などが濡れると靴の中も濡れるので注意が必要です。
ソールは少し耐久性が弱そうですが、価格を考えればいくら買い替えても十分元は取れるでしょう。
ワークマンの靴でおすすめの商品は? 実際に履いてみた結果
さまざまな用途に使える靴を10種類ほど履いてみた筆者。正直なところ普段履きをしたくなる靴がいくつもあります。
機能性や見た目などを考慮した結果、筆者がおすすめしたい靴をまとめてみました。
・普段使い アーバン
・雨の日 アーバン、防水サファリシューズ
・運動 アスレシューズ
・室内運動 スリッポン
・冬用 ケベックネオ、ミドルカット
価格も安く、機能的で履き心地もいい、さらにシンプルなデザインでファッションにも取り入れやすいということで、アーバンが筆者的には一番のおすすめ商品です。
特にその滑り止めの性能は目を見張るものがあるので、ぜひ体感してください。
ワークマンの靴のサイズは? Lサイズは何cmなの?
ワークマンの靴は、cmで表記されているものとS、M、Lなどで表記されているものがあります。
『防水サファリシューズ』や『スリッポン』は、Sなどのサイズ表記でした。
ワークマンの公式サイトで表記されているサイズは、以下のようになっています。
S 23.5~24cm
M 24.5~25cm
L 25.5~26cm
LL 26.5~27cm
3L 27.5~28cm
筆者は足のサイズが26cmなので、Lサイズを購入。靴によって若干サイズ感は違うので、購入する前に一度試し履きしたほうがいいでしょう。
また、cm表記の靴であっても筆者的には横幅の狭かった『キャンバスシューズ』などもあるので、履きなれたサイズでも試してみたほうがよさそうです。
価格以上に機能的で履きやすいワークマンの靴の数々。一度履いたらその履き心地やコスパのよさに、病みつきになってしまうかもしれませんよ。
筆者おすすめの靴など、個別に知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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[文・構成/grape編集部]