『祖母の死』を初めて理解した子供 「最後に聞きたいこと」に涙
公開: 更新:


「わぁああ!ロウソクが倒れた!」 慌てて火を消すと?「買っておいてよかった」お盆や年末年始などに、祖父母の家に顔を出す人は多いでしょう。祖父母の家には、先祖を祀った、仏壇が置かれていることがあるかもしれません。漫画家の岡野く仔さんは、1人の女性が、母親を連れて祖母の家を訪れた際のエピソードを漫画に描きました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
- 出典
- @rienarita
命あるものは、いつか必ず終わりの時が来ます。しかし、まだ幼い子供は『死』という概念を理解することができません。
誰かが亡くなった時、周囲の人が悲しむ姿を見たり、大人の「遠くに行っちゃったからもう会えないんだよ」といった言葉を聞いたりして、子供は永遠の別れを察するのでしょう。
2020年の春に義母を亡くした、なりたりえ(@rienarita)さん。
まだ幼い次女のあゆかちゃんは、大好きな祖母の『旅立ち』を理解できておらず、祖母は病院にいると思っていたそうです。
いつも穏やかで優しかった、祖母。「もう会えない」ということが分かってきたあゆかちゃんは、別れを実感し涙を流しました。
そんなあゆかちゃんは、最後に『祖母に聞きたいこと』があるといいます。それは、今着ている服が似合っているかどうか。
きっと、あゆかちゃんにとって、その日来ていた服はお気に入りだったのでしょう。大好きな祖母に、かわいい服を見せたかったのかもしれませんね。
純粋で愛らしいエピソードに、漫画を読んだ人からは「心が温かくなった」「親子のやり取りに泣いた…」といった声が寄せられました。
あゆかちゃんの姿を雲の上から見守る祖母は、間違いなくこういっていたはずです。
「世界一かわいいよ!」
[文・構成/grape編集部]