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積雪の後はエアコンが不調? 電器店の店主が投稿した動画に反響

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

4年ぶりに、東京23区に『大雪警報』が発令された、2022年1月6日。

関東に、小ぶりな雪だるまを作れる程度に雪が積もり、話題となりました。

それを受けて、東京都江東区亀戸で電器店を営む、沼澤栄一(sakaedk)さんがある注意をTikTokに投稿。

動画の中で沼澤さんは、「雪が降ると『エアコンが効かないので故障したのかも』という電話がよくくる」といいます。

寒い日に暖房のためのエアコンが動かないと、買い換えを急いでしまいそうですが、沼澤さんは「待った」をかけます!

@sakaedk 雪が降るとエアコンは効きません。寒冷地仕様なら効くけど。故障じゃないので買い替えないでね。 #栄電気 #亀戸 #知識ハウツー部門 #ためになるtiktok ♬ 明日への手紙 – 𝘛𝘰𝘸𝘢.

沼澤さんによると、雪が降った後、エアコンの室外機内部にある『熱交換器』に霜が付いてしまう場合があるとのこと。

問題を解決するため、エアコンには霜を溶かす『霜取り運転』という機能が付いているのですが、霜取り運転中には異音がするため、故障しているのかと勘違いする人も多いそうです。

沼澤さんの動画で初めて『霜取り運転機能』を知った人は多く、感謝の声が続々と届いています。

・マジでタメになった!

・まさに今、その状態です…。

・故障ではないことを教えてくれる、いい人!

・悪天候の中、電器店もいろいろと大変ですよね。本当にお疲れ様です。

エアコンを製造しているダイキン工業株式会社も、ウェブサイトで『大雪の困りごとと解決策』を掲載。

『霜取り運転機能』の詳細について説明しています。

霜取り運転は、一時的に、通常の暖房運転とは反対に、室外機の熱交換器を暖めることで霜を溶かします。

一般的に霜取り運転時は、エアコンから暖かい風が出てこないため、故障したと勘違いしてしまいがちですが、霜取り運転を開始してからしばらくすると霜が溶けてなくなり、通常の暖房運転が再開しますのでご安心ください。

霜取り運転で霜を溶かす際、周囲との温度差により湯気が発生することがあります。また、霜取り運転中に、室内機から「プシュー」という音が出ることもありますが、これはエアコン内部で冷媒の流れが切り替わる音です。「シャー」「ポコポコ」という冷媒が流れる音が聞こえることもありますが、これは故障ではありません。

※しばらく経っても暖房運転を再開しないときには、使用しているエアコンのメーカーにお問い合わせください。

ダイキン工業株式会社 ーより引用

寒さの厳しい中、暖房器具の故障はヒヤリとするもの。

ですが、エアコンの不調について調べると、本当は故障ではないことがあります。

購入を検討する前に一度メーカーのウェブサイトなどを検索したほうがよさそうですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
sakaedkダイキン工業株式会社

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