ワークマンで買ったアスレシューズの実力は？　全力疾走で「足が…」

「安くて機能的なシューズが欲しい」「デザインがかっこいい運動靴を探している」という人にとって、ワークマンのアスレシューズはぴったりかもしれません。

まず、注目して欲しいのは価格！ワークマンのアスレシューズは、税込み９８０円から購入できます。

運動靴が１０００円以下で買えることに驚きですが、『軽量』『撥水』『通気性』『耐滑』『反射材』といった機能が付いた商品もあり、思わず「すごい」とつぶやいてしまいました。

シルエットはムダがなくシンプル。いい意味でワークマンの商品に見えないのは、アスレシューズの特徴でしょう。

ワークマンのアスレシューズを購入し、５年ぶりに全力疾走してみたら、想像を超えた事態に…。

ランニングやスポーツ用の靴を探している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

※この情報は、２０２２年３月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。

ワークマンのアスレシューズを買ってみた！　健康のための運動用にゲット

高精度の体重計に乗り、内臓脂肪が増えていることを知った３０代の筆者は、健康のために運動することを決意。

ただ、継続できるか不安だったので、手軽に買えるスポーツシューズを探していたところ、ワークマンにたどり着きました。

購入したのは『アスレシューズ ウォッシャブル』という、ランニングやサイクリングを始めとした、スポーツに適した運動靴です。

手に入れやすい価格だったのが一番の購入理由ですが、スタイリッシュなデザインと、青と白が縞模様のように配色された、丸紐に惹かれました。

買い物などでちょっと外出する時でも、履きやすいカジュアルなデザインではないでしょうか。

足の甲をカバーするシュータンと、かかとのプルストラップに反射材が付いています。

反射材は自動車や自転車のライトを反射して、交通事故を予防する働きがあります。仕事終わりに運動することがあるので、反射材があったのは嬉しいポイント。

ちゃんと光を反射するのか気になり、暗闇の中でライトを当ててみたところ…。

「すごく光る！」とまではいきませんが、目立つようにはなっていたのでひと安心。

『アスレシューズ ウォッシャブル』を眺めていたら、側面のくるぶし辺りに大きく、『Find-Out』のロゴがありました。

『Find-Out』はワークマンの独自ブランドの１つで、スポーツやトレーニング向きの商品シリーズです。

ロゴが堂々とデザインされているのは少し照れくさいですが、動いている時は見えないと思うので気にしないことにしました。

靴の表面は、全体的にさらさらしたタオルのような質感。

通気性のいいメッシュ生地を使うことで、靴内がムレにくくなっているのでしょう。

試しに光に透かしてみると、スカスカで驚きました！

これが通気性のよさや、軽さを演出しているのでしょうね。

内側には、かかとを挟むように２か所、クッションが付いていました。足がフィットして動きやすいだけでなく、衝撃を吸収してくれそうです。

柔らかく、ぷにぷにしているので、かかとが痛くなることはなさそうでした。

『アスレシューズ ウォッシャブル』のネイビーは、オレンジ色のインソールとのコントラストがなかなか映えます！

履いてしまえば見えなくなるものの、いざ運動する時に、少しだけテンションが上がるかもと感じました。

水洗いをしても乾きやすいといわれるEVAインソールには、水はけがよくなりそうなジグザク模様があります。

インソールの厚さに特徴はないですが、つまんでみると弾力性があったので、クッション性に問題はないでしょう。

さて、運動する時に重要なソールはというと…。

つま先からかかとにかけて、ボリュームが増えており、走りやすさを意識した形になっていました。

触ってみると、バレーボールの球のような硬めの弾力。高反発というよりは、安定感のある作りでしょう。

靴底は溝や突起が多く、地面とのグリップがよさそうです。

オンラインストアの情報では、『アスレシューズ ウォッシャブル』の２６.０cmは、片足が約２００gとのことでした。

運動靴にとって、動きやすさや疲れにくさにつながる、重さは大切なポイントです。

筆者が持っている２６.０cmの靴を、実際に計ってみます。

右足は１７８.５g！公表されている重さよりも軽くて驚きました。

ただ、「もう片方はどうなんだろう」と疑問に思い、興味本位で左足も計量。

重さは１８１.５g。

軽いですが、左右で３gの差がでるという、なんともいえない結果に…。

計量方法や個体差による違いが出ることや、アスリートでもない限り多少のズレは問題ないことから、誤差の範囲と考えることにしました。

とにもかくにも、２００g以下の軽さは魅力でしょう！

『アスレシューズ ウォッシャブル』は、運動靴として十分なスペックです。

ワークマンのアスレシューズを履いて全力で走ってみたら？

『アスレシューズ ウォッシャブル』を見て触って確かめましたが、実際に履いてみないと、本当の実力は分かりません。

そこで、ランニングウェアに身を包み、公園へ行きました。

タンスの奥にしまっていたウェアはピチピチで、「走らなければ」と強く感じます。

もちろん、『アスレシューズ ウォッシャブル』を履いていますよ！

つま先は曲げやすく、窮屈さはありません。かかとのクッションが足をホールドし、靴との一体感がありました。

５年ぶりくらいの全力疾走をするつもりなので、ストレッチは入念に。

想像の３倍は身体が硬く、本当に動けるのか不安になります。

ドキドキしながら、ゆるやかな斜面を全力疾走！

足が、簡単に持ち上がる！

軽い、とにかく軽い！

久しぶりに激しく動いたので息は上がりましたが、足に関して痛みや疲れはありませんでした。

呼吸が落ち着いてきたので、次は階段を駆け上がってみることに。

これは、いけるぞ！

軽さはもちろんですが、厚みのあるソールが衝撃を抑えました。

地面を反発して推進力を生むわけではないですが、足が上げやすく次の１歩が出やすかったです。

『アスレシューズ ウォッシャブル』なら、運動を楽しく続けられるかもしれません！

公園で走り終わった後、『アスレシューズ ウォッシャブル』を見てみたら、ソール部分を中心に汚れが付いていました。

一般的な運動靴なら、タオルで拭くくらいしかできません。

ですが『アスレシューズ ウォッシャブル』は、丸洗いできるシューズです！

シューズ本体もインソールも、まるごと水洗い。

きれいになったら、風通しのいい日陰に干しましょう。

メッシュ生地は水分を含みやすかったので、絞ったりタオルで拭いたりしてから干すのがおすすめ。

半日ほど経ってから様子をみたら、しっかり乾いていました。

運動にぴったりで洗える『アスレシューズ ウォッシャブル』は、これから重宝しそうです！

ワークマンのアスレシューズの感想　「走れる動ける！」

口コミを調べてみると、軽さと動きやすさに満足する声が多かったです。

また、スポーツだけではなく、仕事用にも使っている人がいました。

筆者は安さが魅力で『アスレシューズ ウォッシャブル』を購入しましたが、二の次にしていた機能性は価格以上で大興奮！

斜面や階段を駆け上がりながら「走れる動ける！」と、心の中で思っていたほどです。

個人的な感想にはなりますが、『アスレシューズ ウォッシャブル』のよかったところ、気になったところをまとめたのでご覧ください。

『アスレシューズ ウォッシャブル』のよかったところ

安くて軽くて動きやすいのは、商品情報からイメージしていた通り。

ほかに実際に履いて感じたのは、一般的に解けやすいことの多い丸紐ではあるものの、簡単に解けなかったこと。

マラソンのような長時間の運動だと難しいかもしれませんが、少し走るぶんには問題ありませんでした。

あとは、インソールにジグザグ模様のおうとつがあり、足の裏にフィットします。丸洗いできるのも、衛生的で気に入りました。

『アスレシューズ ウォッシャブル』の気になったところ

『アスレシューズ ウォッシャブル』は全体的に、メッシュ生地を使っています。通気性がよくムレずに快適ですが、風の冷たさを感じやすく、少し寒かった場面も。

動いている時は気になりませんが、靴下などでカバーするのも１つの方法ですね。

また、反発力が少ないので、走っている時の推進力は生まれにくい印象です。

本格的に走りたい人よりも、適度に運動したい人に、ちょうどいいのではないでしょうか。

ワークマンのアスレシューズ　新商品も出た！

ワークマンのアスレシューズは、シリーズ展開をしている運動靴。

筆者が購入した『アスレシューズ ウォッシャブル』以外にも、さまざまな特徴のあるアスレシューズがあります。

ワークマンらしい低価格で高性能な商品ばかり。

詳細をまとめているので、興味のある人は確認してくださいね。

アスレシューズライト

軽くてクッション性のある『アスレシューズライト』は、アスレシューズシリーズの原点ともいえる靴でしょう。

適度にゆとりをもたせた設計をしていて、履きやすさと快適さを実現。通気性のいいメッシュ生地が、靴の中のムレを軽減します。

普段使いもしやすい、カジュアルなデザインの運動靴ですね。

アスレシューズマジック

着脱がしやすい面ファスナーが２つ付いた『アスレシューズマジック』。

履き口に厚めのクッションパッドを使うことで、靴との密着感を高めました。また、靴底に入れてある溝が、さまざまな足の動きをサポートします。

ほかにも、靴の中のムレを軽減するメッシュ生地や、視認性を高める反射材など、細かな工夫がされていました。

現場作業に最適なシューズではないでしょうか。

アスレシューズNEO(ネオ)

『アスレシューズNEO(ネオ)』は、アスレシリーズの上位モデルで、激しい運動もこなせるスペックを誇ります。

かかとを適度に密着させる、エッグホールド設計を採用することで、安定した歩行を実現しました。

耐久性と通気性を兼ね備えたニット素材や視認性を高める反射材、滑りにくくなる靴底のラバーなど、さまざまなシーンで使える機能があります。

運動靴で悩んだら『アスレシューズNEO(ネオ)』を選んでもいいかもしれません。

アスレシューズ ハイバウンス

『アスレシューズ ハイバウンス』は、ワークマンが独自開発した高反発素材を使ったシューズです。ソールが推進力を生むので、足の動きをサポートします。

足首をしっかりホールドする履き口のゴム仕様や、滑りにくくなる靴底の全面ラバーといった、運動に最適な機能付き。

軽量で通気性もいいので、歩くのが楽しくなりそうですね。

アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール

ジョギングやマラソンを想定して開発された『アスレシューズ ハイバウンス』。５本の指に自由度を持たせるワイド設計を採用することで、安定性が向上しました。

ソールのつま先部分に使われている弾力性のある素材が、反発力を生み出します。

また、つま先の反り上がりにより、自然と足が跳ね上がるような、推進力が生まれやすくなりました。

ソールのかかと部分はクッション性が高く、接地面からの衝撃を吸収。靴底には滑りにくくなるラバーが付いているのもポイントでしょう。

本格的に走るなら『アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール』がぴったりですね。

アスレシューズストームランナー

『アスレシューズストームランナー』は、透湿防水に優れたシューズ。

つま先部分のアッパーには水を弾く生地を使い、本体は４cmまでの防水が施されています。雨の日でも安心して履けるでしょう。

脱ぎ履きが楽なドローコード、かかとにデザインされた反射プリントといった、あると嬉しい機能が付いていました。

水を弾いて駆け抜ける、アスレシリーズの新商品です。

ワークマンのアスレシューズで運動を楽しもう

普段からスポーツを楽しんでいる人なら問題ないでしょうが、筆者のようにこれから運動をしようという人にとって、運動靴はなかなかハードルが高いです。

「使わなくなったらどうしよう」「運動が続くか分からないし」と、考えれば考えるほど堂々巡りになって、結局何もしないということも。

ワークマンのアスレシューズは、挑戦しやすい価格と、運動向きのスタンダードな機能が付いている優れものです。

普通のスニーカーで運動するよりも、運動靴のほうが快適なので、身体を使うことが楽しくなってくるのではないでしょうか。

ワークマンはアスレシューズのように、スポーツ用の商品を多く販売しています。

『ムーブアクティブ』というシリーズは、ジョギング、ジム、ゴルフ、軽登山のような、身体を動かすシーンで役立つウェア。

自転車を乗る時に使えるサイクルウェアは、トップスからアンダーウェアまでさまざまです。

ワークマンの便利な商品を活用して、運動を楽しみましょう！

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[文・構成／grape編集部]