こんな時だからこそ ウクライナで今も人々を癒し続ける『猫カフェ』
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自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
大掃除後に出したコタツ 中を覗くと?「滝のような涙が出た」「一生見ていたい」寒くなってきた日、部屋にこたつを導入。その結果、心も温まる最高の展開に!
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愛らしい猫たちを見ると、猫好きの人は思わず頬がゆるんでしまうことでしょう。
20匹の個性豊かな猫がいる猫カフェ『キャットカフェ・リヴィウ』は、2016年にオープンして以来、多くのお客さんを楽しませてきました。
そして2022年3月現在、『キャットカフェ・リヴィウ』は今までにないほど、人々に大きな癒しを与えてくれる場所となっています。
なぜならこの店が、ロシアによる軍事侵攻が行われているウクライナにあるからです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ロシア侵攻後も、営業を続ける猫カフェ
『キャットカフェ・リヴィウ』があるのは、ウクライナ西部の都市リヴィウです。
リヴィウはポーランドとの国境に近く、国外へ避難しようとする人たちが集まってくる場所でもあります。
多くのウクライナの人たちが国外へ脱出している中、店のオーナーであるセルヒー・オリニクさんは、家族とともにリヴィウに留まることを決意。
『キャットカフェ・リヴィウ』は同年3月22日現在も、毎日9時から21時まで営業を続けています。
ウェブメディア『The Dodo』によると、『キャットカフェ・リヴィウ』には3つの部屋があり、そのうちの2つは地下にあるため、空襲警報が出た場合はお客さんと猫たちが安全に避難できるといいます。
今は常連客は少ないそうですが、温かい食事とポジティブな気持ちを求めて、ほかの都市から来店するお客さんもいるのだとか。
『キャットカフェ・リヴィウ』のInstagramには、世界中から励ましと称賛の声が寄せられています。
・素晴らしい決断だと思う。どうかみなさん、無事でいてください。
・こんな世界でも笑顔にできる猫さんたちは、最強です。
・なんてかわいい猫たち。この子たちを守ってくれてありがとう。
ウクライナでは多くの人がペットを連れて避難していますが、20匹の猫を連れて国外へ脱出するのはやはり難しいと思われます。
セルヒーさんは『The Dodo』にこう語っています。
『キャットカフェ・リヴィウ』のInstagramの写真には、猫たちを見て笑顔になっているお客さんの様子が写っています。
その光景は、そこが今まさに戦時下であることを忘れてしまいそうなほど穏やかです。
こんな状況だからこそ、猫たちは不安な毎日を過ごす人たちに、ひと時の癒しを与えているのでしょう。
このまま『キャットカフェ・リヴィウ』の20匹の猫たちが元気に過ごし、安全に営業を続けられることを心から願います。
[文・構成/grape編集部]