アカデミー賞の最大の勝者は保護犬! あの『大物俳優』が里親に決定
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ガソリンスタンドで13年暮らす柴犬 その姿に「風格が漂っている」ガソリンスタンドで働く、@bankinmatuさんが、Xに投稿したエピソードに注目が集まっています。ある日、ガソリンスタンドで客が「白い野良犬が、店の中に迷い込んでいますよ!」と、慌てていってきたそうです。
2022年3月27日、アメリカのロサンゼルスで世界最高峰の映画の祭典『第94回アカデミー賞』の授賞式が開催されました。
アカデミー賞の授賞式では、過去1年間に他界した俳優や映画関係者を追悼するコーナーがあります。
その追悼コーナーで、注目を集めた1匹の子犬がいます。
動物を愛した故ベティ・ホワイトを偲んで
この1年で亡くなった人たちの名前と顔写真がステージに映し出される中、ひときわ大きな拍手が上がったのは、女優のベティ・ホワイトが紹介された瞬間でした。
そこに、女優のジェイミー・リー・カーティスが子犬を抱いてステージに登場します。
生前のベティは女優として大きな成功を収めただけでなく、動物愛護精神にあふれた人としても有名でした。
動物保護活動に熱心だったベティを称え、彼女の遺志を引き継ぐため、ジェイミーは『マック&チーズ』という名前の保護犬を紹介。
「このマック&チーズのような保護犬をぜひ、あなたの家に迎えてください」と呼びかけました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
アカデミー授賞式の日、マック&チーズは里親を募集中でしたが、この後すぐに里親が決まったのです。
里親になったのは…俳優のジョン・トラボルタ!
実はジョンはジェイミーと友達で、授賞式にも出席していました。
舞台裏でマック&チーズを見たジョンと彼の息子のベンくんは、このかわいい子犬に一目ぼれしたのだそう。
そしてその場で里親になることを決め、マック&チーズはトラボルタ家の一員になったのです!
この報告に、マック&チーズを保護していた団体『Paw Works』も「昨夜の授賞式での最大の勝者はマック&チーズです!」とコメント。
ジョンの投稿にも、喜びの声が寄せられています。
・ラッキーな少年と、ラッキーな子犬ね!
・『マック&チーズ・トラボルタ』って、最高じゃないか!
・このかわいい子犬の家族になってくれて、ありがとう。
世界には、家族を必要としているたくさんの動物がいます。
誰か1人が1匹の命を救うことができたら、家族の愛情を受けて生きられる動物はうんと増えるはずです。
保護犬からハリウッドスターの愛犬へ。一夜にして運命が変わったマック&チーズ。
自分の遺志を早速引き継いでくれたジョンとベンくんを見て、天国のベティ・ホワイトもきっと喜んでいることでしょう。
[文・構成/grape編集部]