grape [グレイプ] trend

眠れなくなるほど、左肩の痛みに襲われた男性 診断を受けた意外な症状が?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

診療所でもらった湿布薬などを使っても、黒木さんの肩の痛みに効きませんでした。

仕事にも影響し、痛みに耐えきれなかった黒木さん。

専門的な診断や治療を求め、整形外科を翌朝に訪れることを決意し、寝ようとします。

しかし、猛烈な痛みのあまり、姿勢を変えても眠れなかったのです!

翌朝、黒木さんが整形外科に行くと、医師から『四十肩』ではなく、『石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)』と診断を受けました。

公益社団法人日本整形外科学会によると、『石灰沈着性腱板炎』は次のような症状とされています。

40~50歳代の女性に多くみられます。肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。

石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

公益社団法人日本整形外科学会 ーより引用

黒木さんの場合、石灰が徐々に固まり、激痛に襲われたのでしょう。

その後、黒木さんは治療や薬で痛みを抑えられているといいます。

肩が痛くては、日々の仕事だけでなく生活にも支障が出ます。

また、年齢や性別に限らず、いつどんな症状や病気に見舞われるかは分かりません。

異変を感じたら、早めに病院で受診するのが大切といえますね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@IKUMAN4公益社団法人日本整形外科学会

Share Post LINE はてな コメント

page
top