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「自分がどこにいるか分からなく…」 米倉涼子が症状説明 「本当につらい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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米倉涼子の画像

俳優の米倉涼子さんが、2024年6月14日に生放送された情報番組『あさイチ』(NHK)内のコーナー『プレミアムトーク』に出演。

自身が2019年から患っている『低髄液圧症候群(ていずいえきあつしょうこうぐん)』について語りました。

米倉涼子さんが語る『低髄液圧症候群』

番組冒頭で現在の体調について聞かれた米倉さんは、「去年、とても素晴らしい先生に出会い、8月に手術をして。今年の5月くらいから急に元気になってきました」と説明。

病名を公表して以来、初めての生放送出演となった今回、米倉さんは『低髄液圧症候群』の症状などを詳しく話しました。

発症したのは、2019年に出演したブロードウェイミュージカル『シカゴ』の練習中だったといいます。

1曲終わると立ち上がれない状態になり、初めは「私、怠慢になっちゃったのかな。この作品が好きじゃなくなってきちゃったのかな」と思ったそうです。

その後、真っ直ぐ歩けなくなり、壁に手を付いて歩くようになったとのこと。

米倉さんが主演を務める『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の撮影では、現場にベッドを用意してもらい、休みながら収録。そんな状態のため、一時は、引退も考えたといいます。

私、引退することを覚悟していて。やっぱり自分の思い通りに身体が動かないのに期待されることって、元気でパワフルな女性の役が多いので、そういうものに自分のメンタルとかフィジカルの部分で応えられないから。

後はケアをしてもらいながら撮影を進めていくっていうことに、もう本当に申し訳なくって。

これだったら期待に応えるっていうことが「大丈夫だよ」っていわれても、100%できないんじゃないかと思って。

あさイチ ーより引用

しかし、前述の先生に出会い、回復していった米倉さん。番組内ではパネルを使って、詳しく『低髄液圧症候群』の症状や、治療法を語りました。

米倉さんによれば、「テレビのスタジオのライトや、車のライトがつながって見えるから、自分がどこにいるか分からなくなる」といいます。しかし、横になっていると元気になるなど、人によってはただの怠慢だと思われ、病気だと理解されないことも多いという『低髄液圧症候群』。

今回、米倉さんが生放送で『低髄液圧症候群』について語ることを決めたのは、この病気をより多くの人に知ってほしいと考えたからだそうです。

絶対いつか克服して、元気な姿で頑張れるっていうのを私はみんなに教えてあげたい、っていうのが今の目標。

あさイチ ーより引用

米倉さんの『あさイチ』出演に、ネット上でもさまざまな声が上がっています。

・米倉さんがそんな状態なんて知らなかった…。

・私も経験したことがあるけど、本当につらかった…。『低髄液圧症候群』、もっと広まってほしいですね。

・ずっとファンです。自分のペースで活動して、またドラマが見られたら嬉しいです。

認知度の低さから適切な診断が下されない場合もあるという『低髄液圧症候群』。

今回の『あさイチ』をきっかけに『低髄液圧症候群』という病気が、多くの人に知られるといいですね。

米倉さんの出演は、同じ病気で苦しむ人たちを勇気づけたことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
あさイチ

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