指を切断する危険も 消費者庁が警鐘を鳴らす子供の踏み台
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- @caa_kodomo






誤飲や転倒など、幼い子供はどんな時に危険な目に遭うか分かりません。
包丁など、ひと目で見て危ないものなら、触らせないよう注意している親は多いはず。
しかし、普段何気なく使っているものが、子供にとって危険な可能性もあるのです。
消費者庁が注意喚起した踏み台
子供の事故防止について、Twitter上で注意喚起している、消費者庁。
同庁が警鐘を鳴らしているのは、折りたたみ式の踏み台です。
高い場所にある戸棚を利用する際に、踏み台の上に立つ人も多いでしょう。
子供が踏み台を利用する時、多くの親が注意しているであろうことは、我が子が落ちてケガをしないかどうか。
しかし、それだけではありません。
同庁は、つかまり立ちをしていた乳幼児が、踏み台の隙間に指先を挟んでしまい、切断する事故が発生していると明かしました。
折りたたまれている状態から開く時に、天板や脚部、ヒンジの隙間が変化するため、この時に乳幼児の指が挟まってしまう危険性があるのです。
そのため同庁は、乳幼児に折りたたみ式踏み台を触らせないこと、また可動部がないものを使うよう推奨しています。
この注意喚起は、子供がいる親を中心に「気を付けなきゃ」といった反応が上がりました。
・うちの娘は使い慣れていますが、何があるかが分からないし、やっぱり危険かもしれません。買い替えを検討します。
・つかまり立ちをし始めた息子が、踏み台の事故を起こさないためにも、使うのをやめようと思います。
・踏み台から落ちてケガする危険は考えていましたが、これは盲点でした。
身の回りのものに興味を示し、「これは何か?」と考えながら触っている幼い子供たち。
どういった状況になると危険となるかどうかは、判断が付いていないことがあります。
消費者庁が発信しているようなことも現実として起きているのだと、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]