聞き間違いから流行に? 『ポチ』って、それが由来だったの… By - キジカク 公開:2022-11-28 更新:2023-03-06 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「ペットを飼うなら、何がいい?」 そう聞かれたら「もちろん、犬!」と答える人も多いのではないでしょうか。 愛くるしい表情でしっぽを振って追いかけてくれる犬。見ているだけでかわいくて、メロメロになってしまいますよね! そんな犬を家族に迎えようと決めた時、一番に悩むのが「どんな名前にしようかな…」ということではないでしょうか。 アイペット損害保険株式会社が発表した『犬の性別名前ランキング2022』によると、一番人気の名前は、オスは『レオ』、メスは『ココ』。どちらも7年連続で首位とのことで、もはや不動の人気ですね! そんな犬の名前ですが、時代によって流行りの名前があることをご存知でしょうか。 ※写真はイメージ ポチの名が広まったのは…? 1910年の犬の名前ランキングでは、『ポチ』が1位でした。 『犬といえばポチ』というのは、100年以上前からいわれていることだったのですね! 実はこの『ポチ』という名前、なんでも聞き間違いから生まれた名前なのだとか。 諸説あるそうですが、英語で犬という意味の『pooch(プーチ)』や、まだらを意味する『patch(パッチ)』。また、フランス語で『小さい』を意味する『petit(プチ)』を、日本人が『ポチ』と聞き間違えて広まったとする説が有力だそうです。 ※写真はイメージ まだあった!犬の名前の聞き間違い 実は聞き間違いから定着しかけた犬の名前は、ほかにもあるそうです。 明治時代によく付けられていた犬の名前には、なんと『カメ』があるとのこと! 「犬なのにカメ…?」と不思議に思いますよね。 これは外国人が犬を呼ぶときにいっていた『Come(カム)』が、英語に馴染みのない日本人には『カメ』と呼んでいるように聞こえたことが由来とされています。 当時の書物などで『洋犬』という文字には、『カメ』とふりがなが付いていたというから驚きです。 最良のパートナーとして、いつの時代も愛される犬 昔から変わらず愛されている犬ですが、歴史上の偉人の愛犬にもなかなかユニークな名前が付けられていました。 奈良県の公式ウェブサイトによると、聖徳太子の愛犬は『雪丸』という名前の白い犬。 『雪丸』はとても賢い犬で、人と会話ができたり、なんとお経を読むことができたりしたという逸話も残っています。 聖徳太子に寄り添って一緒に勉強などをしながら過ごしていたといわれる『雪丸』は、奈良県にある達磨寺(だるまじ)というお寺に埋葬されています。 ※写真はイメージ 達磨寺には『雪丸像』という『雪丸』をかたどった石像があり、この像が元旦に鳴くとその年は豊作になる…という伝説のような話もあるそうです。 『人類の最良の友』ともいわれる犬は、昔から変わらず人間とともに生活をしてきたパートナーだったのですね。 ※写真はイメージ 人間と同じように、時代の特色や流行がある犬の名前。 付ける人の個性も垣間見えて、面白いですよね!あなたが犬を飼うなら、どんな名前にしますか。 [文/キジカク・構成/grape編集部] 出典 アイペット損害保険株式会社/奈良県 Share Post LINE はてな コメント
「ペットを飼うなら、何がいい?」
そう聞かれたら「もちろん、犬!」と答える人も多いのではないでしょうか。
愛くるしい表情でしっぽを振って追いかけてくれる犬。見ているだけでかわいくて、メロメロになってしまいますよね!
そんな犬を家族に迎えようと決めた時、一番に悩むのが「どんな名前にしようかな…」ということではないでしょうか。
アイペット損害保険株式会社が発表した『犬の性別名前ランキング2022』によると、一番人気の名前は、オスは『レオ』、メスは『ココ』。どちらも7年連続で首位とのことで、もはや不動の人気ですね!
そんな犬の名前ですが、時代によって流行りの名前があることをご存知でしょうか。
※写真はイメージ
ポチの名が広まったのは…?
1910年の犬の名前ランキングでは、『ポチ』が1位でした。
『犬といえばポチ』というのは、100年以上前からいわれていることだったのですね!
実はこの『ポチ』という名前、なんでも聞き間違いから生まれた名前なのだとか。
諸説あるそうですが、英語で犬という意味の『pooch(プーチ)』や、まだらを意味する『patch(パッチ)』。また、フランス語で『小さい』を意味する『petit(プチ)』を、日本人が『ポチ』と聞き間違えて広まったとする説が有力だそうです。
※写真はイメージ
まだあった!犬の名前の聞き間違い
実は聞き間違いから定着しかけた犬の名前は、ほかにもあるそうです。
明治時代によく付けられていた犬の名前には、なんと『カメ』があるとのこと!
「犬なのにカメ…?」と不思議に思いますよね。
これは外国人が犬を呼ぶときにいっていた『Come(カム)』が、英語に馴染みのない日本人には『カメ』と呼んでいるように聞こえたことが由来とされています。
当時の書物などで『洋犬』という文字には、『カメ』とふりがなが付いていたというから驚きです。
最良のパートナーとして、いつの時代も愛される犬
昔から変わらず愛されている犬ですが、歴史上の偉人の愛犬にもなかなかユニークな名前が付けられていました。
奈良県の公式ウェブサイトによると、聖徳太子の愛犬は『雪丸』という名前の白い犬。
『雪丸』はとても賢い犬で、人と会話ができたり、なんとお経を読むことができたりしたという逸話も残っています。
聖徳太子に寄り添って一緒に勉強などをしながら過ごしていたといわれる『雪丸』は、奈良県にある達磨寺(だるまじ)というお寺に埋葬されています。
※写真はイメージ
達磨寺には『雪丸像』という『雪丸』をかたどった石像があり、この像が元旦に鳴くとその年は豊作になる…という伝説のような話もあるそうです。
『人類の最良の友』ともいわれる犬は、昔から変わらず人間とともに生活をしてきたパートナーだったのですね。
※写真はイメージ
人間と同じように、時代の特色や流行がある犬の名前。
付ける人の個性も垣間見えて、面白いですよね!あなたが犬を飼うなら、どんな名前にしますか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]