犬のお気に入りのカボチャを『ぬいぐるみ』とすり替えると? 「嬉しくて泣いた」
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「猫を作ります」 完成した木彫り作品に「いや、天才すぎる」「普通に涙が出た」「完成しました」というコメントを添えて、Xに木彫りの作品を公開したのは、鑄(@CopperAndHammer)さん。 動物をモチーフにした数多くの作品を制作しており、たびたび話題になっていました。

3つ子とともに写るのは… 1枚に「吹いた」「見事なドヤ顔」写真には、三つ子とともに、大切な家族が一緒に写っていました。
grape [グレイプ] trend
欧米では毎年、ハロウィンが近付くと、あちらこちらに『パンプキン・パッチ』が登場します。
『パンプキン・パッチ』とは、ハロウィンの飾りでおなじみのオレンジ色のカボチャを販売する場所のこと。
広い畑が『パンプキン・パッチ』になっていたり、ショッピングモールの駐車場などに特設されていたりする場合もあります。
各地の『パンプキン・パッチ』は、カボチャを選ぶ家族連れなど多くの人たちでにぎわうのです。
カボチャが大好きになった犬
2022年10月、ラブラドルレトリバーのオリーは飼い主のアレックスさんと『パンプキン・パッチ』に出かけました。
ずらりと並んだたくさんのカボチャの中から、オリーは1つのカボチャをチョイス。
この日以来、オリーはそのカボチャをどこへ行くにも持っていくようになったのです。
散歩や遊ぶ時、昼寝をする時も、オリーとカボチャはいつでも一緒。
2週間ほど経って、カボチャのヘタが取れてオリーがくわえられなくなると、アレックスさんはカボチャ用のかごを用意してあげました。
しかし、カボチャは野菜なので、だんだんと傷んできます。
3週間後、アレックスさんは毎晩カボチャを冷蔵庫に入れて、少しでも長持ちさせようとしました。
それでもカボチャは表面が柔らかくなってきて、腐り始めたのです。
大好きなカボチャがなくなったら、オリーが悲しむ姿は容易に想像できます。
そこで彼女は、オレンジ色のカボチャのぬいぐるみを購入。
オリーに気付かれないように、こっそりと本物のカボチャとすり替えることにしたのです。
ぬいぐるみに本物のカボチャの匂いをこすり付けて、準備はオッケー。
オリーとカボチャの出会いから4週間後、アレックスさんは意を決して『すり替え作戦』を決行します。
果たしてオリーのリアクションはどうなったのでしょうか。
「何かおかしいな…」という顔をしながらも、カボチャのぬいぐるみを気に入ったオリー。
すり替え作戦は大成功でした!
オリーがカボチャのぬいぐるみと嬉しそうに遊ぶ動画には、多くの人から安堵の声が寄せられています。
・嬉しくて泣いちゃったわ!
・あー、安心した!あなたたちは最高のドッグペアレンツね。
・この数週間ずっとオリーを心配していたから、今日はやっとリラックスできそうだ。
動画の最後でアレックスさんは、オリーのお気に入りのカボチャの種を持っています。
彼女はこの種を植えて、来年はオリー専用の『パンプキン・パッチ』を作るつもりだそうです!
カボチャをぬいぐるみとすり替える動画には、180万件の『いいね』が集まっています。
それほど多くの人たちが、「オリーががっかりしないだろうか…」と心配していたのですね。
オリーがぬいぐるみのカボチャに興味を示さない可能性もあったはず。
アレックスさんはきっと内心はハラハラしながら、オリーの反応を見守っていたことでしょう。
優しい飼い主さんのアイディアのおかげで、オリーと『カボチャ』はこれからもずっと一緒ですね…!
[文・構成/grape編集部]