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田舎に来て「何もないね」という都会人にイラッ しかし、そんな自分も? 「分かっていなかった」

By - grape編集部  公開:  更新:

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人は自分の主観を、つい正しいものとして思い込みがちです。

しかし、自分の見ている世界は、他人から見ると、まるで違う印象になるかもしれません。

地方で生まれ育った、らっさむさんは、都会の人が地元を訪れた際にいいがちな『ある言葉』に、モヤモヤを感じていたといいます。

田舎の風景を見て「何もない」と感想を述べる都会の人に、らっさむさんは、イラ立ちを覚えていました。

商業施設などが少なくても、自然によって織りなされる素敵な景色を、たくさん知っていたからです。

そんなある時、知人の昆虫博士から、雪の上で生きる小さな虫たちの存在を教えられます。

らっさむさんは、長らく雪国に暮らしていても、知らないことや、見ていなかった景色が自分にもあったことに気付いたのでした。

漫画はネット上で反響を呼び、読者からさまざまなコメントが寄せられていました。

・「分かった気になっているのが、一番かっこ悪い」というのは何事もそう。深堀りすればするほど、分からないことだらけです。

・知るってことは、世界の解像度が上がるってことなんだよね。私も子育てするまで、何も見えず、気付かずでした。

・地元の人でも、たまに来る都会の人でも、「何もない」という人もいれば「最高」という人もいるよね。

自分が見ている世界がすべてではないということを、改めて考えさせられますね。

見慣れている風景でも、いつもと違う視点を持って眺めると、新しい発見があるのかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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