「5センチ程度の隙間があれば」 警視庁が災害現場で役立つ知恵を投稿 By - grape編集部 公開:2023-01-18 更新:2023-01-18 動画災害警視庁 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 阪神・淡路大震災の発生から28年を迎えた、2023年1月17日。 警視庁警備部災害対策課は、Twitterで人命救助の訓練動画を投稿しました。 動画によると、災害現場で倒壊した建物の下敷きになった人を救助する際に、『テコの原理』が役に立つといいます。 先日、渋谷駅で山手線ホームを統合する工事が行われ、作業員がテコの原理と人海戦術によりレールを移動していました。災害現場でも「知恵と道具」でこのテコの原理を活用し、5センチ程度の隙間を作れば命を救えます。阪神・淡路大震災では、倒壊建物から共助の人海戦術で多くの命が救われました。 pic.twitter.com/TsvigWpni2— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 17, 2023 角材やバールなどを使って、重い物を持ち上げる、『テコの原理』。 災害現場で下敷きになった人を救助する際、5cm程度の隙間を作ることができれば、命を救えるといいます。 また、開かなくなったドアや扉をこじあけたり、がれきを撤去したりするのにも有効でしょう。 動画を見た人たちからは「小学校で習うけど、実践で応用できる人は少ない」「ありがたい情報」などの声が上がっています。 阪神・淡路大震災では、地震直後に16万4千人以上もの人が、がれきの下敷きになりましたが、近隣住民や消防、警察、自衛隊などの協力によって、多くの人が救い出されたそうです。 私たち一人ひとりが、防災や救助の知恵を持っておくことで、将来救われる命があるかもしれません。 いざという時のため、覚えておきたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @MPD_bousai Share Post LINE はてな コメント
阪神・淡路大震災の発生から28年を迎えた、2023年1月17日。
警視庁警備部災害対策課は、Twitterで人命救助の訓練動画を投稿しました。
動画によると、災害現場で倒壊した建物の下敷きになった人を救助する際に、『テコの原理』が役に立つといいます。
角材やバールなどを使って、重い物を持ち上げる、『テコの原理』。
災害現場で下敷きになった人を救助する際、5cm程度の隙間を作ることができれば、命を救えるといいます。
また、開かなくなったドアや扉をこじあけたり、がれきを撤去したりするのにも有効でしょう。
動画を見た人たちからは「小学校で習うけど、実践で応用できる人は少ない」「ありがたい情報」などの声が上がっています。
阪神・淡路大震災では、地震直後に16万4千人以上もの人が、がれきの下敷きになりましたが、近隣住民や消防、警察、自衛隊などの協力によって、多くの人が救い出されたそうです。
私たち一人ひとりが、防災や救助の知恵を持っておくことで、将来救われる命があるかもしれません。
いざという時のため、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]