バイト先に1本の電話 受けた後輩が「ジョニー・デップさん?」 先輩「えっ…」
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店員「一声おかけください」 続く言葉に「腹抱えて笑った」「これは仕方ない」店内に掲示されたお願いの貼り紙。その内容に目を疑う人が続出!
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
学生時代に多くの人が経験するアルバイト。
単なるお小遣い稼ぎだけではなく、社会勉強としても有意義な時間を過ごせますよね。
かくいう筆者も、大学時代は某中古本販売店でアルバイトをしながら、接客に関するマナーを学んでいました。
そんなある日のこと、新人のアルバイトスタッフがやらかした、とんでもない電話対応の失敗に出くわしたのです…。
新人スタッフに電話対応を任せると?
その日はまだ電話対応を始めて間もない後輩が、電話番を任されていました。
早速入電があると、教えたとおりしっかり3コール以内に電話に出た後輩。
どうやら客からの本の取り置き依頼だったらしく、慣れた様子で目的の本を探しに行きました。
ほんの1~2分で目的の本が見つかったようで、客を待たせることなく無事に商品の確保に成功。
「これなら心配なさそうだね」と筆者も安心して様子を見守っていました。
※写真はイメージ
ところが、後は連絡先と名前を聞いて電話を切るだけのはずなのに、なぜか長々と話し込んでいる様子。
「そんなに苦戦することってあるかな」と思い、心配になって見守っていたところ、どうやら相手の名前がうまく聞き取れないようなのです。
焦った様子の後輩の会話を聞いてみると…「えっ!ジョニー・デップさんですか?」
※写真はイメージ
なんと、かの有名なハリウッド俳優の名前が登場!
筆者がアルバイトをしていた当時は、ちょうど映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作が話題になっていた時期です。
すぐさまあの海賊が頭をよぎりましたが、ジョニー・デップから日本の書店に電話がかかってくることはまずないでしょう。
その後、後輩はなんとか客としっかりコミュニケーションを取り、無事に正しい名前の漢字を聞くことに成功。
どうやら『上別府(かみべっぷ)』という名前を、焦りから『ジョニー・デップ』と聞き違えてしまったようです。
後輩のメモを改めて見てみると、『カニデップ』『神べっぷ』など、かなり苦戦した痕跡が…。
後輩の頑張りを褒めつつも、数々の聞き間違いに思わず筆者は笑ってしまいました。
※写真はイメージ
後日来店した上別府さんからは「珍しい名前ですから気にしないでくださいね」と、温かくフォローしてもらったようです。
相手の名前や要件を正確に聞き取るのは、電話対応の必須スキル。
後輩だけではなく筆者も、電話対応の難しさを実感する貴重な体験となったのでした…。
[文/キジカク・構成/grape編集部]