孤独だった… 認知症の95歳のおじいさんに光をもたらしたものは
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イギリスに住むエドワードさん。彼は、40年間ジャズピアニストとして活動していた元ミュージシャン。現在は認知症のため介護施設で生活しています。そんなエドワードさんは、介護施設での生活の中で、次第に孤独を感じるようになっていったといいます。
きっかけは、介護スタッフの投稿
エドワードさんの孤独感を感じ取ったのか、介護施設のスタッフはある行動にでました。それは、広告サイトにエドワードさんとのジャズセッションメンバーを募る記事を投稿すること。その募集に対して、80人以上もの大勢の応募者が集まりました。
ジャズセッションメンバーは、エドワードさん含め、総勢6名。その中には、昔共に活動していたメンバー3人も入っており、なんと35年ぶりの再会となりました。昔の仲間にまで出会うことができたとは、なんという嬉しいサプライズ。
昔の仲間も交えた、久しぶりのジャズセッション。全ての楽器の音が重なり合い、まるで現役時代を彷彿とさせるかのような素敵な音色を奏でます。心なしか、エドワードさん自身も楽しそうな雰囲気です。
昨今、エドワードさんのような高齢者の方や、心の傷をもつ人々へのケアなどにも用いられ始めている音楽療法。今回のエドワードさんのように、音楽には人を変える力があり、その力は今後も大きくなっていくだろうと期待させられる出来事でした。