脳に障がいを負った新成人 同じ日に成人になった人へのメッセージに涙
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1月11日、各地で行われた成人式。毎年何かあるイメージですが、今年は花魁の格好で出席する人々がニュースで取り上げられ物議を醸していました。
そんな中、ある新成人が朝日新聞へ投書した言葉が話題になっています。
成人になることの意味や、自分がそこにいられるという幸せ。色々な想いがこみ上げてきますので、じっくり読んでみてください。
二十歳まで生きることは無理だといわれた私が…
おなじ はたちの人たちへ
わたしはへいせい6年の10がつ19にちにうまれました
そのひのことはもちろんおぼえてはいないのですが ははのきおくにはふかくやきつきました
わたしがのうにひどくしょうがいをおってしまったからです
わたしの20ねんは ずっとねたきりの人せいでした
きょうわたしもみなさんとおなじせい人しきをむかえます
はたちまでいきることはむりだといわれていたわたしがここまでいきてこられたのは りょうしんのふかいあいじょうのおかげです
わたしはねたきりで せいじんしきにしゅっせきすることはかないませんでした…
成人式には出席できないまでも、ご両親のおかげで20年間生きてこられた。最後には「ぜひ両親に感謝の気持ちを伝えてほしい」と結んでいます。
こちらは彼女のお父さんが投稿したもので、一年前に成人を迎えた娘さんの言葉をつづったものなのだとか。
無事に成人できるというのは、当たり前のことではないのですね。ついつい忘れがちな日ごろの感謝を、思い出させてくれます。
忘れてしまいがちだけど…
無事成人を迎えられたのは、自分ひとりの力ではありません。色々な人に支えられてきた結果なのだということを自覚し、両親や周りの人への感謝を示せるような、本当の意味での「成人」になりたいものですね。