深夜、電話をかけてきた男友達 泣きながら話す失恋話に「日本と違う」「アメリカならでは」
公開: 更新:
ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。
粉末コーンスープにお湯は使わない? 全農おすすめの方法に「絶対にやる」「盲点だった」全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)の広報部のXアカウント(@zennoh_food)は、コーンスープを本格的な味わいに仕上げる方法を紹介しています。
ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
男女どちらかが想いを伝え、付き合い始め、結婚するという流れが一般的な日本。
しかし自由の国アメリカでは、どうやら結婚に至るまでのプロセスが日本とは違うようです。今回は複雑すぎるアメリカの男女関係についてお話ししたいと思います。
アメリカのカップルは結婚まで長い道のりが!?
実はアメリカの男女関係には、結婚というゴールまでに細かいステップが存在します。
第1ステップは、いわゆるデート期間にあたる『Dating(デーティング)』。この段階では相手を1人に絞らず、複数人とデートして構いません。
2人で出かけたり、デートをしたりはするけれど、恋人関係までは踏み込まないイメージ。いわゆる男女の関係まで発展しないカップルもいるようです。
第2ステップは『Seeing(シーイング)』。これは男女の関係があって定期的にお付き合いしていることをいいます。
しかし世間的に恋人としては、まだお互いのことを家族や友人に紹介していない状態。
『Seeing』の段階では、複数人と交際するのは望ましくないとされ、『お試し恋人期間』のようになっています。
※写真はイメージ
『Dating』と『Seeing』の境目はとてもあいまい。お互いの認識の違いから、痴話げんかに発展することが結構あるといいます。
筆者の友人は『Seeing』の段階で、認識違いがあって大ゲンカ!
「僕は君との関係を大切にしたいと思っているのに、なんで君は、ほか男ともデートをしてるんだ!」と怒る男性に、「だって、まだあなたとこれ以上の関係になるなんて考えたことないもん…」と友人が冷たくいい放つ現場に、不覚にも立ち会ってしまった筆者。
あたふたして生きた心地がしませんでした。
その後、彼らと一緒に観た映画の内容はまったく覚えていませんが、ライブ感あふれる痴話げんかの現場は、今でもしっかりと頭に残っています。
※写真はイメージ
第3ステップで、いよいよ『ボーイフレンドとガールフレンド』という正式カップルが誕生!
友人や知人に恋人として紹介される、いわゆるオフィシャルな関係です。
告白してカップルになるケースもあれば、しれっと恋人になっていることもあります。
この段階で、「私ってあなたの何なの?」と問い詰めて関係をはっきりさせるカップルも多いよう。
一番よくあるパターンは、友達と一緒に遊びに行った先で「こちらは僕の彼女の〇〇」と紹介されて、「あ、私って恋人なんだ」と発覚するケースです。日本ではあまり考えられない状況ですよね。
ちなみに、筆者の男友達は「こちらは僕の彼女」と交際相手を知人に紹介したところ、「あなたと恋人になったつもりはない」といわれてフラれたことも…。
深夜、大泣きしながらかけてきた電話をうっかり取ってしまい、フラれたストーリーを無限ループで朝まで聞いたことは一生忘れられません。
※写真はイメージ
恋人の期間を経たら、『Engagement(エンゲージメント)』という第4ステップで、婚約者となります。
フラッシュモブなどで告白されるのがこの段階です。筆者の友人もカリフォルニアのディズニーランドでプチ・フラッシュモブをして彼女に告白!
無事「YES!」の返事をもらえ、周りの人たちにもお祝いしてもらっていました。
最後は第5ステップ『Marriage(マリッジ)』。ようやく、この段階でめでたく結婚します。
なんとも複雑で長いプロセスに、日本人の筆者は辟易してしまいそうです…。
自由を愛するアメリカにとって、結婚は幸せなことの半面、束縛が増える要因を作る人生のイベントともいえるよう。
そのため、交際相手との関係を慎重に進めてゴールを目指す傾向があります。
白黒付けるのが好きなのに、人間関係はあいまいなアメリカ人を「少し不思議だな」と思う筆者なのでした。
[文/キジカク・構成/grape編集部]