プロ野球外国人選手に寄せられた誹謗中傷 「とても不快だし腹立たしい」
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夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。
昨今、SNS上での、著名人をはじめとする個人への誹謗中傷が社会問題となっています。
2023年3月30日には、一般社団法人日本野球機構(NPB)がウェブサイト上に『SNS等への投稿についてのお願い』を掲載。
選手へ寄せられる誹謗中傷に対し、断固とした対応を取ると声明を出したのです。
「悪質な言動を決して看過することはできません」 プロ野球の今後の対応に注目集まる
悲しいことに、同機構が今回の声明を出したにもかかわらず、誹謗中傷が確認されました。
誹謗中傷を浴びたのは、『横浜DeNAベイスターズ』に所属する、エドウィン・エスコバー選手。
同年4月2日、自身のSNSに、家族への脅迫や人種差別とも取れるメッセージが寄せられていたと明かしたのです。
誹謗中傷や侮辱を受けて、エスコバー選手はいいます。
エスコバー選手のお願いに、多くの人が共感しています。
・誹謗中傷をした人は、エスコバー選手の活躍を見たことがあるのか?
・家族に対する脅迫までしてくるなんて、恐ろしいし、とても悲しい気持ちになる。
・エスコバー選手のことを、応援し続けます!
誹謗中傷の声がなくなり、一人ひとりが安心して暮らせる世の中が訪れることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]