不妊治療中に「子供つくらないの?」と聞かれて… おばたのお兄さんの言葉が心にささる
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お笑いタレントの、おばたのお兄さんが2023年4月16日にYouTubeチャンネルを更新。
同年3月に妊娠を発表した、妻の山崎夕貴アナウンサーとの不妊治療について語った動画が話題になっています。
妊娠発表後、女性誌のコラムなどで不妊治療について明かしていた2人。
おばたのお兄さんは、「僕ら、実をいうと不妊治療をしていて、妻が頑張って病院に通ってくれて、ようやくうまくいったということで…」と改めて視聴者に報告しました。
『おばた夫婦』が不妊治療中に感じた思いとは
不妊治療について、「『いえたら楽になるのに』という人と『いいたくない人』、いろいろ思いがあって」と話した山崎アナ。
発信に至った思いを、次のように明かしました。
山崎アナ自身は、不妊治療について職場に伝えていたとのこと。
タイミング法や人工受精に比べて、仕事を休む頻度が増えやすいという体外受精にチャレンジした山崎アナは「隠し続けるストレスのほうが大きい」と感じたそう。
自身の精神状態を考えて、周りの人に打ち明けることにしたといいます。
職場の上司は、必要以上の詮索や同情することもなく「頑張ってね」といい、応援してくれたそうで、理解のある環境だったようです。
デリカシーのない発言に傷ついたことも
一方、おばたのお兄さんは一部のデリカシーのない発言に傷ついた経験を明かしました。
子供が欲しくてもなかなかできなかった時期に、「子供とかつくらないの?」「早くつくったほうがいいよ」などといわれ、相手には悪気のないことを分かっていながらも、当時はストレスに感じていたといいます。
また、有名人の妊娠報告を聞くことがつらい時期もあったという山崎アナ。
「自分たちの動画や記事を見てつらく感じる人もいるだろう」と視聴者の気持ちに寄り添いながら、発信する難しさを実感したようです。
最後に、周りの人への気遣いが大切だと話した2人。
「例えば1つ聞くにしても一回フィルターをとおしたほうがいい」と話し、何気ない会話の中でも「一度自分に問いかけてみること」の大切さを伝え、締めくくりました。
各方面に配慮をしつつ終始穏やかな雰囲気で実体験を語った2人。
不妊治療に関するさまざまな思いに寄り添った内容の動画に、多くの共感のコメントが寄せられました!
・おばたのお兄さんの「一回フィルターをとおしたほうがいい」に大きくうなずきました!
・子供の話だけでなく、相手の気持ちを考えて会話をするって大切だなと、改めて思いました。
・周りの環境は本当に大事だなと思います。この動画を見て共感できることしかなく、涙が出てきました。
・私も不妊治療中なので、一つひとつの言葉にとても共感しました。1人でも多くの人にこのメッセージが届いてほしいです。
不妊治療に限らず、他人にいいづらいさまざまな問題を抱えながら過ごしている人は多いはず。
自分にとっては当たり前に思うことでも、相手にしたらデリケートな問題かもしれません。
何気ない会話の中でも、相手の立場を考えた発言を心がけていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]