学生が卒業制作で作った宙に浮かぶクジラ。その美しい姿は多くの人を虜に By - grape編集部 公開:2016-01-31 更新:2018-03-17 クジラ Share Post LINE はてな コメント 出典:@isana0137 宙に浮かぶ、まるで水でかたどられたクジラ。その体の中には世界の理が表現されていました。 2016年1月31日まで行われていた、東京芸術大学の卒業展示。その中で、ある作品が話題となりました。 その作品とは、大学院デザイン修士二年の山田勇魚さん( @isana0137 )が制作した「輪廻」 円を描いて泳ぐ、6匹のクジラ。このクジラは、それぞれが仏教の六道輪廻を表しています。 クジラの中には海底火山や帆船、雲海などが閉じ込められています。その美しい姿は多くの人の心を捉えました。 上野の芸大卒展。一番気に入ったのはこれかな。樹脂封印オブジェはイロイロあるけどクジラってのがイイ。フォトジェニックな逸品芸大卒展:山田勇魚 輪廻 pic.twitter.com/xBI8MiV0xE— 無尽探査機 (@muzintansaki) 2016, 1月 30 藝大卒展なう。山田勇魚さんの雲海くじらさんを見てきました。色んな角度から覗き込み堪能をば。6体のくじらは輪廻を表しているとの事。画像では氷の様と思ったけど実物はまた違って見えました。海中の水の動きが音に聞こえそうな不思議な世界でした pic.twitter.com/TxJEazVIqt— 蓮見@銀子 (@GinkoIroha) 2016, 1月 30 山田さんは沈没船が鯨の姿となって母港に帰る【帰港】というシリーズも制作されているのですが、以前おじいさんにプレゼントされたそうです。その後日談がほんわかします♪ 帰省したら祖父に贈ったクジラがめっちゃピカピカになってた。毎日磨いてるらしい pic.twitter.com/a0mq9OLXN5— 山田勇魚 Isana Yamada (@isana0137) 2016, 1月 1 おじいさんが微笑みながら磨いている様子が目に浮かぶようですね。 作者の山田勇魚さんから、grapeにコメントを頂きました! ー 作品制作で苦労したところは? 苦労したのは樹脂を使った表現の研究です。本番の半分ほどの大きさのクジラで実験を繰り返して、気泡の位置や量の制御、濁りの表現などを研究しました。 ー 次回の展示内容は? 卒展の作品に加えて、クジラをテーマにした数点の新作や絵画を発表しようと考えています。 山田さんは2016年3月に新宿にて展示を予定しています。今回の「輪廻」も展示されるそうですので、気になった方は是非足を運んでみてくださいね! 立体作家三人展「クレアートル」 期間:2016年3月1日〜3月6日 場所:アートコンプレックス・センター 東京都新宿区大京町12-9 出典 @isana0137 Share Post LINE はてな コメント
宙に浮かぶ、まるで水でかたどられたクジラ。その体の中には世界の理が表現されていました。
2016年1月31日まで行われていた、東京芸術大学の卒業展示。その中で、ある作品が話題となりました。
その作品とは、大学院デザイン修士二年の山田勇魚さん( @isana0137 )が制作した「輪廻」
円を描いて泳ぐ、6匹のクジラ。このクジラは、それぞれが仏教の六道輪廻を表しています。
クジラの中には海底火山や帆船、雲海などが閉じ込められています。その美しい姿は多くの人の心を捉えました。
山田さんは沈没船が鯨の姿となって母港に帰る【帰港】というシリーズも制作されているのですが、以前おじいさんにプレゼントされたそうです。その後日談がほんわかします♪
おじいさんが微笑みながら磨いている様子が目に浮かぶようですね。
作者の山田勇魚さんから、grapeにコメントを頂きました!
山田さんは2016年3月に新宿にて展示を予定しています。今回の「輪廻」も展示されるそうですので、気になった方は是非足を運んでみてくださいね!
立体作家三人展「クレアートル」
期間:2016年3月1日〜3月6日
場所:アートコンプレックス・センター 東京都新宿区大京町12-9