ニューバランスの574ってどんな靴？　デザインや履き心地の特徴は？

『New Balance（ニューバランス）』の中でも人気の高い574シリーズ。996と合わせてニューバランスの定番アイテムとなっています。

履き心地もよく、コスパの高い靴なのですが、どのようなスニーカーなのかを詳しく知らないという人も少なくないでしょう。

特にコスパが高いといわれている、ニューバランスのML574とはどのような靴なのか、特徴を深掘りしていきます。

ニューバランスの574ってどんな靴？　特徴は？

『M574』が誕生したのは、1990年のこと。

500番台の顔的存在である『M576』の廉価版として作られたため、その見た目はとてもよく似ています。

500番台とは、ひと言でいってしまえば、オフロード用に開発されたシリーズのことです。

そのため、安定性のある履き心地と、悪路でも走破できる特徴を持っています。

オフロードでの履きやすさを追求しつつも、低価格帯で購入できる手軽さ、カラーバリエーションの豊富さから人気を博しており、「ニューバランスといえば」で思い浮かべる品番といえるでしょう。

そんなM574をアジア製で大量生産したのがML574です。

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大量生産品とはいえその質は高く、履き心地もいいので、コスパの高いスニーカーとしてニューバランスの定番となっています。

ML574とは、どのような靴なのかを詳しく見ていきましょう。

ニューバランス574の特徴：アッパーデザイン

アッパーに本革のスエードやメッシュが使われているML574。

足をしっかりと包み込んでくれながらも、柔らかい履き心地を実現しています。

デザイン的にはつま先に丸みを持たせたフォルムをしており、実際に履いてみると横幅に余裕を感じる作りです。

もう1つの定番CM996と比べても、横幅が広いことが分かります。

足元に存在感を出したい時や、かわいらしさを演出したい時に履くとよさそうです。

また、アッパーのカラーバリエーションも豊富で、ニューバランスのヘリテージカラーのグレーだけでも多くの種類を販売しています。

コーデに合わせて、何足も持っておきたくなるスニーカーです。

ニューバランス574の特徴：履き心地

先述したようにML574のつま先は丸みを帯びているため、横幅に余裕がある作りになっています。足の横幅が広いといわれている人にうってつけの靴といえるでしょう。

ただ、つま先の長さは詰まっている感覚があり、少しきつく感じました。そのため、ハーフサイズアップして買う人も少なくないようです。

実際、筆者も普段は26.5cmの靴を履いていますが、ML574を購入する時はハーフサイズアップして購入しました。

履き心地に直結するミッドソールには、外側に耐久力の高いポリウレタン素材を使用し、内側にEVA素材を組み合わせた『ENCAP（エンキャップ）』が使われています。

クッション性能と耐久性に優れているため、履き心地はかなりよいといえるでしょう。

インソールも多少の厚みがあるため、通勤通学などに使用するには十分な履き心地です。個人的にはCM996よりも柔らかく、クッション性が高いと感じました。

ただ、ランニングなど運動をするには少し物足りないと感じるでしょう。

それでもML574のデザインが好きで運動などにも使いたい時は、ニューバランスの純正インソール『サポーティブリバウンドインソール LAM35689』を使うという手も。

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ランニングなどの衝撃もしっかりと吸収できるようになり、長距離の散歩などにも耐えうる履き心地に変化します。

ニューバランス574の特徴：アウトソール

先述したように、574シリーズはオフロード用に開発されたスニーカーです。

悪路でも安定した走りができるように、アウトソールの凹凸が激し目になっています。

そのため、グリップ力に優れており、ちょっとした路面で滑る怖さはありません。また、スポーツなどをする時も、このグリップ力が効果を発揮してくれます。

CM996と比べて靴の横幅もあるので、安定感もばっちりです。

ニューバランス574の特徴　まとめ

ニューバランスのML574は、大量生産ながら本革のスエードが使われており、履き心地もいいというコスパの高いスニーカーでした。

個人的には、ニューバランスのスニーカーを初めて購入するなら、CM996よりもお手頃価格のML574のほうがおすすめです。

ML574はカラーバリエーションも豊富なので、コーデにも重宝することでしょう。

ぜひ自分好みの1足を見つけて、ファッションを楽しんでくださいね。

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[文・構成／grape編集部]