消費者庁が『子供の水筒持ち歩き』に注意喚起 原因に「怖すぎる」「想像してゾッとした」
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- 出典
- 消費者庁
『酷暑』という言葉がピッタリなほどの、凄まじい暑さが観測される日本の夏。
一般的に夏と定義される6~8月が過ぎても気温はなかなか下がらず、9月になっても毎年多くの人が熱中症で搬送されています。
熱中症対策は、何よりも水分補給が重要。定期的に飲み物を口にするため、ペットボトルや水筒を持ち歩いている人は多いでしょう。
水筒が原因で、子供がケガをするケースに注意!
子供用の水筒としてよく目にするのが、ストラップのついたタイプ。肩にかけることができるため、持ち運びやすく、紛失しにくいのが長所です。
しかし、時にはその形状が事故につながってしまうこともあるのだとか。消費者庁は、実際に起こった事故のケースについて、ウェブサイトで注意喚起を行っています。
水筒を持ち歩いている子供が転倒し、かけていた水筒がお腹に当たって内臓を損傷する事故が発生しているのだそうです。
全国の医療機関から、消費者庁や国民生活センターに寄せられた、転倒事故のケースは以下の通り。
※写真はイメージ
水筒を肩にかけていると、本体は子供の腹部に位置します。
そのため、転倒した際に腹部に衝撃を与えてしまい、さらなるケガにつながるケースが相次いでいるのだとか。
まだ身体が未発達なため、転びやすい子供。消費者庁によると、子供は腹部臓器の占める割合が大きく、腹部の筋肉が弱いため、衝撃が加わった際に内臓損傷が起こりやすいとのことです。
子供の『水筒持ち歩き』による事故を防ぐには?
前述したように、熱中症対策として水筒は欠かせないアイテム。そういったリスクがあっても、健康のためにできるだけ水筒は持ち歩かせたいものです。
水筒をしっかりと持ち歩かせ、水分補給をさせた上で、事故を防ぐのがベスト。消費者庁は、対策として以下の方法を挙げています。
幼い子供を持つ人からは「そんなことがあるだなんて、怖すぎる…」「実際に想像してゾッとした」といった声が相次ぐ、転倒によって起こる事故。
この情報が広まり、ケガをする子供が減ることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]