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普段何気なく使っている消臭剤 芳香剤との違いに「知らなかった」「すごいわ」

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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※写真はイメージ

トイレや靴箱などに置くことが多い消臭剤。気になるニオイに対処するのに利用する人もいるでしょう。

日頃なんとなく使っている消臭剤ですが、どのような仕組みで臭いを消すのかをご存じでしょうか。

消臭剤がニオイにを消す仕組みとは

衣類のニオイ対策として有名な消臭剤『ファブリーズ』を開発・販売しているP&Gに、消臭剤がどうやって気になる臭いを消しているのかを聞いてみました。

『ファブリーズ』の場合は、自然由来の成分でニオイの元となる分子を取り込み、繊維を消臭する仕組みになっています。

※写真はイメージ

ニオイの元となる原因物質を消臭するのが消臭剤で、これが芳香剤とは違う点です。芳香剤は別の臭いを発して悪臭の元になる物質を覆い隠す仕組みのため、元の臭い物質は残ったままになります。

ニオイの元にもいろいろある!

友達の家などに行くと、その家独特のニオイがすることがありますよね。

ニオイの元になる物質はいろいろあり、例えば、脂肪酸系の物質である汗の臭いを抑えるには、それに対応した成分が配合された消臭剤が必要になります。

トイレなら、小水などのアンモニアが成分なので、これを無効化するための消臭剤が必要です。

P&Gによると、同じ家の中でもその場所専用の消臭剤が出ているのには、このような理由があるといいます。

アイテムや場所によって、ニオイの原因となっているニオイ分子の種類はさまざまです。

それぞれの環境やアイテムによるニオイの原因に対応するように、それぞれのニオイの原因にアプローチした最適な成分の配合を行っています。

例えばトイレでは、何度もしっかり掃除したにもかかわらず、すぐにトイレのイヤなニオイが戻ってくるということがありますよね。

これはトイレ内の壁や床などに、尿を主に原因とするアンモニアの臭いが染み込んでおり、再び空気中に放出されてしまうからです。

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次に、『ファブリーズ』の仕組みについて聞いてみると、このような回答がありました。

例えば、『ファブリーズ 消臭剤 W消臭 トイレ用』では、アンモニアに特化した消臭成分が壁や床に浸透して、アンモニアの嫌なニオイを消臭。また新たに壁や床に染み込もうとするアンモニアのニオイを防臭します。

玄関用では、靴のニオイだけでなく、キッチンやリビングなどの生活臭にも対応しています。

日本の家のドアは外開きなので、ドアを開けるたびに家の中のニオイを玄関方向に引き寄せます。玄関は家の顔なので、家全体の生活臭に対してしっかり対応しています。

続けて、布製品に対応する『ファブリーズ』の効果的な使い方を聞いてみると…。

ニオイが気になる場所に、布用ファブリーズを隙間なく使っていただくと消臭効果がより実感いただけます。

例えば枕だと、6回ほどプッシュいただくのが目安です。アイテムが濡れてしまうのが気になる方は、超微細ミストで従来の『ファブリーズ』より速く乾く『ファブリーズ 速乾ジェット』を試してみてください。

まずはタバコや小水など、ニオイの元になるものを素早く取り除くことが基本です。

それでもニオイが気になるという場合には、消臭剤を使ってみると快適に過ごせるかもしれませんね。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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