重いものを持つにはコツがいる! 酒屋さんのテクニックに「そうすれば…」「すぐ試せるわ」
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- 出典
- MPD_bousai
アウトドア用品やバーベキュー用品など、ケースに入った重たい荷物を運ばなければならない時があります。その荷物を持ち上げる時に、腰を痛めてしまったことはありませんか。
地面に置かれた荷物を運ぶには、持ち上げるしか道がありません。少しでも腰の負担が軽くなる持ち方があれば、試してみたいと思う人は多いでしょう。
警視庁警備部災害対策課のX公式アカウント(@MPD_bousai)では、巡回中に見かけた酒屋さんのある行動を紹介しています。重たい物を頻繁に運ぶ酒屋さんのテクニックを、ぜひご覧ください。
取っ手の内側から手を入れる!
ビールケースのような取っ手のあるケースを持つ時に、多くの方がケースの外側から取っ手を持つのではないでしょうか。
警視庁警備部災害対策課の人が見た酒屋さんは、なんと「内側から」取っ手を持っていました。何となく手首に負担がかかりそうな印象を受けますが、酒屋さんいわく取っ手の内側から手を入れたほうが、腰の負担を減らせるそうなのです。
警視庁警備部災害対策課では、一般的な外側から手を入れる持ち方(順手)と、酒屋さんがやる内側から手を入れる持ち方(逆手)、つまり手のひらを外に向けた持ち方で、どちらが楽に持ち上げられるかを実際に試しています。その結果、順手よりも逆手のほうが腰の負担が少なく感じたそうです。
スーパーやコンビニなどで働く人は、オフィスで働く人より重たい物を持ち上げる機会が多いでしょう。仕事の疲れを減らすべく、ぜひ試してみてください。
また、このテクニックは応用次第で日常生活にも役立ちます。2ℓのペットボトルやお米の入った袋、パソコンや資料がたくさん入った仕事用のカバンなども、同じように逆手で持ってみましょう。「いつもより楽かも」と、得をしたような気持ちになれるかもしれません。
警視庁警備部災害対策課では、この持ち方は「災害時の物資搬送にも役立つ」といっています。災害時は、いつもは持たない物を持つ機会が増えることもあるので、このような視点から災害対策を考えておくとより安心できるでしょう。
[文・構成/grape編集部]