カレーにハチミツを入れるベストタイミングは? 企業に回答に「間違ってた」「そんな理由があったとは」
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※写真はイメージ
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- 出典
- ハウス食品
「リンゴとハチミツ」こう聞くと、カレーを思い出す人も多いでしょう。『バーモントカレー』は、子供も大人もカレーを楽しんで欲しいという思いから、リンゴとハチミツを入れて作られました。
当時は珍しかった「カレーにハチミツ」も、今や隠し味の定番です。普段のカレーに入れている、という人も多いでしょう。このハチミツですが、カレーに入れるベストタイミングがあることを知っていますか。
ハチミツ入りのカレーを誕生させたハウス食品が、そのベストタイミングを紹介しています。
ハチミツを入れるのはルウを入れる前!
ハチミツを加えることで辛さがマイルドになることから、最後に入れるというイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、ハチミツを最後に入れてしまうと「カレーのとろみ」がなくなってしまいます。
ハチミツには「アミラーゼ」というでんぷんを分解する酵素が含まれています。そもそもカレーのとろみは、ルウの原料となる小麦粉の「糊化(こか)」、つまり「でんぷんがのり状になる」ことによるもの。アミラーゼはこの糊化を邪魔してしまうため、ハチミツはルウを入れる前に加えるようにしましょう。
カレーにハチミツを入れる時の手順はこちらです。
1.鍋に油を引き、具材を炒める
2.分量ぶんの水を入れ、ハチミツを加える
3.アクを取りながら、沸騰後20分以上煮込む(ここがポイント)
4.火を止めてルウを入れる
5.ルウが溶けたら火をつけ、10分ほど煮込む
完成に近付いてくると味見をしたくなりますが、この時にも注意するポイントがあります。
おたまやスプーンなどに直接口を付けて、それを鍋に戻してしまうと、唾液に含まれるアミラーゼによりとろみが失われてしまいます。味見をする時は、小皿を使うようにしましょう。
ジャガイモにも注目!
カレーには欠かせないジャガイモにも、多くのでんぷんを含んでいます。ジャガイモが煮崩れることでとろみが増すので、ジャガイモの品種にも注目してみましょう。
煮崩れしやすいのは「男爵」です。メークイン、ニシユタカは煮崩れしにくく、新じゃがも煮崩れしにくい傾向にあります。
翌日のカレーを温めてもとろみが出てこない場合は、すりおろしたジャガイモを加えてから10分ほど煮込んでみましょう。ジャガイモのでんぷんにより、とろみが復活します。
[文・構成/grape編集部]