がん乗り越えた秋野暢子 新たな報告に「素晴らしい!」「心から尊敬する」
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がんは現代社会で『国民病』と呼ばれており、一般的に2人に1人が生涯で罹患するとされています。
医療の発達によって治療方法はありますが、抗がん剤での治療は心身に大きな負担がかかるもの。多くの患者が、苦しい闘病生活を送りながら、生きるためにがんと闘っているのです。
がん乗り越えた秋野暢子、個展の売り上げをがん治療に寄付
俳優の秋野暢子さんは2022年7月に、3か所にできたステージ2~3の頸部食道がんを治療するため、芸能活動を休止。苦しい闘病生活を乗り越え、2023年2月に寛解を受けたことを明かしています。
2023年10月24日、秋野さんは『ご報告』と題してブログを更新。自身の個展の売り上げから、公益財団法人がん研究会と日本対がん協会に寄付したことを報告しました。
同年7月に、東京都渋谷区で個展『色彩の希望 秋野暢子作品展』を開催し、25点の絵画とアートフラワーを展示した、秋野さん。
個展について、売り上げの一部を、がん研究のために寄付することを明かしていました。
秋野さんは、感謝状を公開するとともに、「個展に足を運んで下さり、お買い求めいただきましたみな様への感謝状です」とコメントしています。
秋野さんは、個展に来場した人へ感謝の気持ちを述べるとともに、「これからもこの活動を続けて行きます。どうぞまた、お力添えをよろしくお願いいたします」と協力をあおぎました。
自身が、がんの闘病生活のつらさを知ったからこそ、同じように闘っている人たちの力になりたいと思ったのでしょう。
闘病中も、ブログを通して前向きな姿を発信してきた、秋野さん。たくさんの人を勇気付ける行動に、多くの人から称賛と感謝の声が上がっています。
・ただひたすら、感謝の気持ちでいっぱいです。こんなにも貢献できる人は、そうそういないと思う。
・身内ががんで闘病しているからこそ、ありがたい。秋野さんの強さを見習いたいです。
・謙虚なコメントにも感動した。本当に素晴らしいです!
前述したように、国民病と呼ばれるほどのがんは、現代に生きるすべての人に関係のある病気といえます。
秋野さんの優しさが詰まった寄付金は、がんに苦しむ人を救ったり、がんになる人を減らしたりするために使われるのでしょう。
[文・構成/grape編集部]