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ダシダの代用品7選! 調理する時の注意点や購入場所・おすすめ料理も紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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顆粒だしを鍋に入れる写真

※写真はイメージ

「ダシダが必要だが持っていない」「代用品として使える調味料はあるのかな」「鶏ガラスープの素や中華だしで代用できないか知りたい」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。

ダシダは韓国の万能調味料で、現地では「オモニ(お母さん)の味」といわれるほどメジャーです。韓国料理を作る時に欠かせない調味料で、牛肉のうまみやコクを簡単に再現でき、料理の味を整える際に使われます。

しかし、日本では知名度が高くないため、ダシダを使ったことのない人や常備していない人も多いのではないでしょうか。また、近くのスーパーなどで入手できず困ってしまう場合もあると思います。

そこで本記事では、ダシダの代用品として使える調味料を紹介します。ダシダがなくても韓国料理などが作れるようになり、買いに行く手間も省けますので、ぜひ最後までお読みください。

ダシダは韓国の調味料で牛肉ベースのだし

顆粒だしの写真

ダシダは、韓国料理には欠かせない万能調味料の1つで、韓国の総合食品メーカー『CJ』が製造しています。じっくり煮込んだ牛骨をベースに、玉ねぎなどの野菜、にんにくなどの薬味をプラスしているのが特徴です。

日本でもオモニの味として知られており、スーパーのだしコーナーなどで購入できます。ダシダの種類は、以下の3つです。

  • ダシダ牛肉だしの素
  • ダシダいりこだしの素
  • ダシダあさりだしの素

中でも牛肉ベースのダシダが一番有名で、レシピなどでもよく材料の1つとして使われています。ダシダとだけ記載されている場合、ダシダ牛肉だしの素を指していることがほとんどです。

ダシダ牛肉だしの素の代用品3選

固形コンソメの写真

ダシダ牛肉だしの素には、牛骨・たまねぎ・にんにくなどが主に使われています。したがって、コンソメや中華だしなら問題なく代用可能です。代用品として使える調味料や、味付けのポイントを見ていきましょう。

コンソメスープの素

コンソメスープの素は、ダシダ牛肉だしの素と同じような材料で作られているので、似たような味わいを簡単に再現できます。コンソメスープにはチキンやビーフエキス、香味野菜などが使われており、ほかの調味料と比べても代用品にピッタリです。

コンソメスープにはさまざまな種類がありますが、ダシダの代用品として使うなら、もっともオーソドックスなタイプがおすすめです。固形や顆粒タイプなどさまざまな種類がありますが、どのタイプでも問題ありません。

牛肉を使う料理なら、特に違和感なく代用できるでしょう。

中華だしの素

中華だしの素も、ダシダ牛肉だしの素の代用品として使えます。味覇(ウェイパー)や創味シャンタンなどがあれば、代わりに入れてみましょう。

中華だしの多くは、ダシダと同じように香味野菜などを使って作られており、うまみや塩分がよく似ています。具材が多い鍋や、長時間煮込む料理であれば、問題なく使えるでしょう。

ただし、料理の種類によっては違和感を感じる場合もあるため、味の違いが気にならないよう少量ずつ入れていきましょう。大量に入れると中華の味に仕上がってしまうため、ダシダを少量だけ使用する料理に向いています。

鶏がらスープの素

鶏ガラスープの素はダシダよりも淡白であっさりとした仕上がりになるため、人によっては塩分やうまみが足りないと感じるかもしれません。しかし、塩分を少し加えて野菜を多めに煮込むなどしてうまみをプラスすれば、ダシダと同じような味を再現できます。

あっさりした味に仕上げたい時や、塩分を控えめにしたい時にもおすすめです。ただし、鶏ガラスープはベースがチキンエキスなので、ダシダとは少し違う仕上がりになってしまう場合もあるので注意してください。具材に牛肉が含まれているレシピなら、それほど違和感なく使えるでしょう。

ダシダいりこだしの素の代用品2選

しいたけ、昆布、いりこの写真

ダシダいりこだしの素は、韓国産のいりこに昆布やカツオの粉末、香味野菜を加えたものです。代用として使える調味料や、失敗しないためのコツを見ていきましょう。

和風だし

ダシダいりこだしの素は、和風だしなどで代用できます。和風だしは、カツオや昆布がベースに使われており、いりこダシダと違うのは香味野菜が使われていない点だけです。

足りないニンニクなどの香味野菜を加えることで、いりこダシダと同じような風味が出せます。香味野菜の風味を出したい時は、少量のコンソメを加えるのもおすすめです。

ただし、和風だしを入れすぎると和食っぽくなってしまうので、入れすぎに注意しながら使ってみてください。

いりこだし

いりこだしがあればダシダの代用品になります。ただし、シンプルな味付けになってしまうので、ほかの具材を増やしてコクやうまみが出るように工夫するとよいでしょう。少量のコンソメを足すのもおすすめです。

例えば韓国風みそ汁を作るなら、いりこだしにコチュジャン、韓国味噌などの調味料を足すことで本格的な味に仕上がります。いりこだしを入れすぎると和食っぽくなってしまうので、入れる量に気をつけてください。

ダシダあさりだしの素の代用品2選

あさりの写真

ダシダいりこだしの素は、あさりやかき、えびといった海鮮のうまみがプラスされています。代用品に使える調味料や、うまみを出すポイントを見ていきましょう。

貝だしスープの素

ダシダあさりだしの素を再現するなら、貝だしスープの素がおすすめです。貝だしスープは、誰でも簡単に海鮮スープが作れるよう調整された商品です。

海鮮チゲなど具材たっぷりの料理に使うなら、貝だしスープでうまみをプラスするだけで味がまとまります。香味野菜を多めに使うと、野菜のうまみも再現できるでしょう。

和風だし

貝だしスープがない場合は、和風だしを使ってみてください。特におすすめなのは、昆布ベースの和風だしです。

和風だしだけでは海鮮のうまみが足りないため、貝やえびなどを使った料理に適しています。具材から出るうまみで足りない部分を補うと、ダシダあさりだしの素の味に近づけられます。

ニンニクなどの香味野菜もたっぷり使うと、より本格的に仕上がるでしょう。

ダシダの代用品を使って料理する時の注意点

韓国料理の写真

ダシダのかわりに代用品を使う場合は、物足りない味付けにならないように工夫することが大切です。具体的な注意点を見ていきましょう。

香味野菜やうまみが出る材料を使う

ダシダは牛肉のうまみやコクが効いただしなので、ほかの調味料で代替するとどうしても味が淡白になりやすいのが難点です。また、調味料によってはダシダのうまみが再現できず、ありきたりな味付けになってしまいがちです。

代用品を使う時は、香味野菜などの具材をしっかり使ってうまみを補うようにするとよいでしょう。牛肉ダシダなら牛肉を、あさりダシダならあさりなどを具材にプラスすると、より風味が出やすいので工夫してみてください。

また、香味野菜が足りない時は野菜などをふんだんに使う、もしくは少量のコンソメを使うのもよいでしょう。

代用品ばかりで調理しない

韓国料理を作る場合、ダシダ以外にもさまざまな調味料を使うことが多くなります。代用品を使う場合、ほかの調味料は正規のものをきちんと使うのがポイントです。

代用品ばかりで作ってしまうと、味が迷子になりやすくなります。何が違うのかも分からなくなってしまうので、代用するならダシダだけにするのがおすすめです。

特に、ダシダを使ったことがない人が代用品ばかりで調理すると、味を再現しにくくなってしまいます。ダシダの代用品を使うなら、ほかの調味料はきちんとそろえ、味を整えやすいようにするとよいでしょう。

少量から調整する

代用品を使う時は、少量から味見をしつつ使うようにしましょう。レシピにはダシダの分量が記載されていると思いますが、代用品を同じ分量だけ入れると、イメージしたのと違う味わいになってしまう可能性があります。

和食であれば、調味料の分量を多くしてもそこまで問題はありません。一方、本格的な韓国料理を作る場合、調味料を一気に入れると和食っぽくなるなどの弊害が生じる可能性があります。

失敗したくない人は、味見をしながら少しずつ使うようにしましょう。

ダシダに関するよくある疑問

顆粒だしの写真

この項では、ダシダに関するよくある質問にお答えしていきます。

ダシダはどこで購入できますか

ダシダは、大きなスーパーの中華料理コーナーやだしコーナーに置いてあることが多いです。業務スーパーやカルディなどでも購入できるので、店舗で探してみてください。

あさりやいりこダシダは、牛肉ダシダに比べて取扱店舗が少ないかもしれません。牛肉ダシダを扱っている店舗なら取り寄せが可能な場合もあるので、お店で尋ねてみるとよいでしょう。

近くに取り扱っているお店がない場合は、ネットで購入するのもおすすめです。ネットショッピングなら、コチュジャンなどのほかの調味料も一度にそろえられるでしょう。

ダシダは韓国料理にしか使えませんか

ダシダは韓国で作られた万能調味料ですが、ベースが牛骨なので、洋風料理や和風料理にも使えます。特に牛肉を使う料理におすすめで、ダシダを使うと濃厚でコクのある料理に仕上がるのでぜひ試してみてください。

和食に使うなら、牛丼など牛肉メインの料理がおすすめです。意外なところでいえば、から揚げなどの味付けにも使えます。韓国料理以外にもさまざまな料理に使えるので、この機会にぜひ購入してみてください。

ダシダを使ったおすすめの料理を教えてください

ダシダを使うと簡単に韓国風の味付けになるので、本格的な韓国料理を作りたい時におすすめです。例えば、以下のような料理に使ってみるとよいでしょう。

  • トッポギ
  • タットリタン
  • スンドゥブチゲ
  • プルコギ
  • 海鮮チヂミ

牛肉をじっくり煮込んで作るコムタンスープを作る際も、ダシダを使えば時間を短縮できます。ぜひさまざまな料理にチャレンジしてみてください。

また、ダシダは以下のような料理にも使えます。

  • スープ
  • 炒め物
  • ハンバーグ
  • 焼肉の下味など

ダシダなら、簡単にスープやチャーハンが作れます。また、ダシダをお湯に溶かすだけで簡単に韓国風のスープになるので、1品足りない時などに活躍するでしょう。

ダシダの代用品まとめ

だしの写真

ダシダがない時は、家にある調味料を使って代用できます。おすすめはコンソメスープの素で、牛肉ベースのダシダと原材料がよく似ているため、似たような風味を再現できます。コンソメがない時は、中華だしや鶏ガラスープの素に香味野菜を足してみましょう。

代用品を使って調理する時は、具材や使用する量を工夫するのがポイントです。特に、和風だしなどを代用品に使う時は使いすぎに気をつけ、料理に合わせて具材を足してみましょう。

ダシダにはたまねぎやにんにくなどの野菜や薬味が使われているため、具材を多めにするとうまみを再現しやすくなります。あさり・いりこベースのダシダを使う場合も、野菜を多めに入れてみてください。

ダシダは大きなスーパーや韓国食材専門店、業務スーパーなどでも取り扱っているので、見つけたらぜひ購入して使ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

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