標準コースばかり選んでない? 意外と知らない洗濯コース選びのキホン
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- lidea_lion
「毎日の洗濯は、洗濯機にお任せ」という人がほとんどではないでしょうか。とはいえ、完璧に使いこなせているかどうかと問われると、自信が持てないものです。
「正直、とりあえずいつも同じコースで洗濯している」という声も多いよう。
洗濯機を使いこなすためのコツは、コースの選び方にあります。使い分けのポイントや方法を、ライオンの公式アカウントより紹介します。
基本の洗濯コースは4つ
ライオンの公式Instagramアカウント「ライオン Lideaーリディア(lidea_lion)」が洗濯機の使い方についても、伝授してくれています。
一般的な洗濯機に搭載されているのは、標準コース、おしゃれ着(弱水流)コース、大物洗い(毛布)コース、スピードコースの4つです。「よく分からないからとりあえず標準コースで」という人も多いかと思いますが、これは非常にもったいないのだとか。
それぞれの特色を理解して、より最適なコース選択をしましょう。
まずは標準コースの特長から。「洗い+すすぎ2~3回」で構成されていて、汚れをしっかり落とせます。タオルや肌着、パジャマや靴下の洗濯におすすめです。
続いておしゃれ着コースは、デリケートな衣類を優しく洗うためのもの。洗浄する際の水流や脱水時の力が優しいため、生地のダメージやシワを防いでくれます。ニットやワンピース、制服などにおすすめです。
大物洗いコースは、かさばる洗濯物を洗うためのコースとなります。たっぷりのお水と時間を使うことで、ダメージを予防。毛布以外に、敷パッドやタオルケットにもおすすめです。カーテンを自宅で洗濯する時にも、ぜひこちらのコースを選んでください。
スピードコースは、とにかく素早く洗濯を終わらせたい時に便利です。汚れが軽い衣類なら、こちらのコースで十分でしょう。
コース洗濯は洗濯機の操作パネルから
洗濯機のコース洗濯は、洗濯機の上面や前面に設置された操作パネルより変更できます。洗濯機の電源を入れた後に好みのコースを洗濯し、その後スタートボタンを押しましょう。洗濯物に合わせたコースで最適な形で洗濯してくれます。
洗濯機のコース選択が上手にできるようになれば、「お気に入りの洋服を傷めない」「普段コインランドリーで洗っているものも自宅で洗える」「洗濯時間を短くできる」など、さまざまなメリットを実感できるでしょう。
また、洋服のタグには洗濯の仕方やコース選択に関して表示がある場合があります。事前に確認しておくと、より洗濯機のコース選択もやりやすいでしょう。洗濯の手間を減らすためにも、ぜひ意識してみてください。
ネットや洗剤の使い方にも気を付けて
洗濯機のコースが変わると、洗剤量や柔軟剤の量も変わることがあります。しっかりと表示を確認し、正しい量を正しい場所に入れるようにしましょう。
ここで多かったり、逆に少なかったりすると、洗剤が落ち切らずに洗濯物に残ってしまったり、汚れを落としきることができなかったりと、綺麗に洗うことができません。
また、洗濯物の素材や形状に合わせて洗濯ネットも使うと効果的です。素材が伸びてしまったり、細かいレースなどが傷んでしまうことも防げるでしょう。
もし、洗濯物に黒や茶色のカスのようなものが付いていることがあれば、それは洗濯槽のカビが原因です。洗濯槽クリーナーなどを使用して、定期的に掃除をするようにしましょう。
普段何気なく使っている洗濯機ですが、コース選択できるようになれば、さらに強い味方になってくれるはず。「洗濯機のコースは、洗うものに合わせて自分自身で選択する」という新たな習慣を身に付けてみましょう。毎日の洗濯も、より楽しくなるのではないでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]