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『風景に溶け込む特急』を西武鉄道が発表 2018年から運行予定

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:西武鉄道

2016年3月14日。東京都北西部から埼玉県南西部を走る西武鉄道が、新しい特急車両を発表しました。

風景を映し出すその姿は、『風景に溶け込む特急』のコンセプトに恥じないデザイン。光学迷彩を施したようなその車体は、未来の列車のあり方を想像させます。

2018年から運行予定となっており、1993年に登場した電車「ニューレッドアロー」以来、西武鉄道25年ぶりの新型特急車両です。

こんな列車が秩父や長瀞(ながとろ)の美しい景色を映し、走ったらさぞ絵になるでしょうね。

Takizawa Dam in Chichibu, Saitama, Japan

デザインしたのは妹島 和世(せじま かずよ)さん。『金沢21世紀美術館』やルーヴル美術館の分館『ルーヴル=ランス』を手がけた建築家で、2010年には建築界のノーベル賞と呼ばれる『プリツカー賞』を受賞しています。

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出典:© Aiko Suzuki

特急のデザインはもちろん初めてですが、建築と一番違うのはいろいろな場所を走ることが出来ることだと思います。

秩父の山の中や都心の街の中と、いろいろな風景の中を走る特急が、やわらかくその風景と共にあるようになれたら良いなと思いました。

また、たくさんの方々がみんな思い思いにくつろげるリビングルームのような、今日もまた乗りたいなあと思うような特急になればと思っています。

西武鉄道 ーより引用

まだデザインの段階ですが、期待に胸が膨らみます!

ただの移動手段ではなく、乗ることが目的となるような特急列車。風景に溶け込む列車が走る、2018年が待ち遠しいですね!

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出典
西武鉄道

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