大量の『おかずカップ』を作った女性 その正体に「最高やん」「泣けてきた」
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食を楽しむには、味だけでなく見た目も重要。
色合いや盛り付けを工夫するだけで、視覚的に気分が上がり、より食事のひと時が華やかになりますよね。
例えば、1つの入れ物にさまざまなメニューを詰め込む弁当は、弁当箱を開けた瞬間の『ワクワク感』も醍醐味といえます。
ずらりと並んだ『弁当のおかず』の正体に絶賛の声
「おかずに悩んだので、どっちも作っちゃった」
楽しさが伝わるひと言とともに、X(Twitter)に写真を投稿したのは、はらぺこ文鳥(@hara_hetta0725)さん。
『おかずカップ』に入れる料理をナポリタンにするかか、ほうれん草炒めにするかで悩んだ結果、どちらも作ることにしたといいます。
少量のおかずを区切ることができるため、弁当を作る際に活躍する『おかずカップ』。かわいらしい見た目もあり、弁当箱の中をより彩ってくれる存在です。
はらぺこ文鳥さんが作った、渾身のおかずをご覧ください!
色とりどりな『おかずカップ』に入っているのは、はらぺこ文鳥さんが気合を入れて作ったおかず。…しかし、実はこれらのおかずには正体があるのです。
あなたは気付くことができましたか。おいしそうなおかずが、本物の食材ではなくミニチュアということに…!
樹脂粘土やレジンなどを活用し、普段からミニチュアやフェイクフードを制作している、はらぺこ文鳥さん。
再現度が高いため、カップの小ささを注視しなければ、本物の食べ物と勘違いしてしまうのも無理はありません。写真を見た人からは「だ、だまされたー!」と驚く声が相次いでいます。
多くの人から注目を集めた、今回の『おかずミニチュア』について、はらぺこ文鳥さんに話をうかがいました。
――作ろうと思ったきっかけは?
新作は「誰もが『これこれ!』と懐かしい気持ちになれるものを作りたいなあ」と考えていました。
そんな中、スーパーマーケットで冷凍食品のコーナーを見ていて、学生時代の弁当に必ず1つは入っていた『おかずカップ』のおかずを作ろうと思いつきました。
――制作する上での『こわだりポイント』は?
グラタンに入ったエビのプリッとした質感や、ひじきやほうれん草などのおかずが自然解凍されて、ちょうど食べ頃になった感じの再現にこだわりました。
リアリティにこだわっているからこそ、ミニチュアであるにもかかわらず、写真を見た多くの人が「おいしそう!」と感じたのでしょう。
はらぺこ文鳥さんの、「誰もが懐かしいと思うものを作りたい」という狙いは見事に成功したようで、ネットでは、過ぎ去りし10代の頃を思い出す人が続出。
当時、弁当箱を開けた瞬間の高揚感を思い出しながら、「何これ、最高やん…」「親の作ってくれた弁当の味を思い出して、涙が出てきた」といった声を寄せています。
ミニチュアの『おかずカップ』は、たくさんの人のおいしくて温かい思い出を、記憶の中から掘り起こしてくれたようです!
[文・構成/grape編集部]