『続柄』とは?読み方や意味から間違わない書き方までを解説
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家族に関する届け出をする時に、記入する必要がある『続柄』の正式な名称を知っていますか。『続柄』の記入の仕方で戸惑う人も少なくないでしょう。本記事では、『続柄』の読み方や意味、書き方について詳しく説明します。
『続柄』の読み方と意味
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『続柄』の読みは『ぞくがら』と『つづきがら』がありますが、正式な読み方は『つづきがら』です。本来は役所で『続き柄』と書くところ、送りがなを省略してしまった説が語源にあるようです。
一般的には『ぞくがら』の読みも広がっています。言葉は時代とともに、読み方がかわる例も多く見られますね。本来の正しい読みを覚えておき、どちらの読み方でも対処できるようにしましょう。
『続柄』は、結婚をし婚姻関係になった親族との間柄を示す言葉です。
主に役所に提出する公的な書類や、家族間の関係を示す願書、契約の申し込み書類などで記入を求められます。
代表的な『続柄』
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代表的な『続柄』の表記の仕方について紹介します。
配偶者の親族については、女性であれば『夫の~』、男性であれば『妻の~』と表記します。『義父』や『義母』のような書き方ではありません。関係性が薄くなるにつれて記載の仕方が長くなるので、戸惑う人もいるかもしれませんね。
子供の表記の仕方
子供の表記の仕方は、『子』です。以前は子供の順番を表す『長男』『長女』などの書き方をしましたが、2024年現在ではどの自治体でも『子』と書かれています。配偶者の子供で、養子縁組をしていない場合は、『夫の子』『妻の子』と表記しましょう。
ただし、戸籍謄本には、『長男』『二男』『長女』『二女』と記載されているようです。
『続柄』の書き方と届け出書類
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公的な機関や契約などの書類別に、『続柄』の書き方について説明します。それぞれ、本人から見た『続柄』ではないため、間違えないように注意が必要です。
住民票、確定申告
住民票や確定申告などの書類には、世帯主から見た続柄を書く必要があります。世帯主が父で、本人が世帯主の子供に当たる場合は、続柄の欄に『子』と記入すればOKです。世帯主が夫で、本人が妻であれば『妻』と書きましょう。
3世代同居している場合には祖父が世帯主の場合もあり、その場合は孫を表す『子の子』と書きます。
世帯主から見た申告者の続柄
世帯主から本人の続柄を見て記入する理由は、日本の戸籍制度で、世帯主を中心にして家族の関係性を見るからといわれています。世帯主本人が続柄を記載する時は、『本人』や『世帯主』の書き方をしますね。
年末調整
会社員であれば、年末の11~12月くらいの期間に、年末調整を行います。その時に『給与所得者の扶養控除(異動)申告書』を勤務先に提出する必要があるかもしれません。
もしも扶養する人がいる場合は『給与所得者の扶養控除(異動)申告書』も合わせて記入しましょう。『続柄』を記入する欄には『あなたとの続柄』とあり、申告する本人から見た続柄を書き入れます。
『世帯主の氏名』『あなたとの続柄』の欄についても例を挙げます。
世帯主の氏名は父の名前、続柄は本人から見た続柄で父。
世帯主の氏名は夫の名前、続柄は本人から見た続柄で夫。
申告者本人から見た『続柄』
申告者本人であれば『本人』、扶養する家族や親族がいれば、本人から見た関係の『続柄』を記入します。『子』『父』『母』などと該当する続柄を入れましょう。確定申告とは、世帯主の記入方法が異なります。
企業や事務所に勤めながら副業をしている場合は、確定申告が必要になる場合があるでしょう。『続柄』の書き方を間違えないように注意してくださいね。
クレジットカードやローンなどの申し込み書
クレジットカードやローンなどの申し込みをする場合には、貸し主が申し込み者本人や家族の収入を調べる必要があります。『世帯主との続柄』欄があり、世帯主を中心にして『続柄』の記入をしましょう。
申し込み者が世帯主であれば『本人』で構いません。両親のどちらかであれば『子』、祖父母が世帯主の場合は、『子の子』と書きます。
学校や子供関連の願書、届出書
子供が保育園や幼稚園、小学生くらいの年齢であれば、教育機関に願書や届出書を出す機会がありますね。その時に『保護者との続柄』を記入する欄があります。保護者から見た家族の関係を書きましょう。
保護者が両親のうちのどちらかの場合
保護者から見た『続柄』
学校関連の入学願書などの提出書類は、子供の保護者から見た『続柄』を記入する場合がほとんどです。保護者は親権者を表すため、親が同居していればどちらかの親の名前や『続柄』を書きます。
なんらかの事情で祖父母が親権者の場合は、祖父母から見た関係で『続柄』を書き入れましょう。
慶弔関連の『続柄』の書き方
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慶弔関連では、どのような書き方をするとよいでしょうか。注意が必要な点も合わせて説明します。
喪中欠礼
喪中欠礼を出すのに『続柄』の範囲はどこまでか悩ましいですね。一般的には二親等以内の『続柄』に当たる人が、喪に服すといわれています。二親等の範囲の『続柄』は以下の通りです。
二親等の範囲にない親族でも、個人的に親しくしていたり、同居していたりした場合は、喪中欠礼を出して喪に服しても構わないとされています。『続柄』の表記は、従来では夫の親族関係に準じて書くのが慣例ですが、厳格なルールはありません。
結婚式の席次表
結婚式の席次表に書く『続柄』は、長々しくて分かりにくいですね。公的な書類などに『いとこ』と記入する場合『父の兄の子』などの表記になります。席次表はスペースが限られているため、書類に記入する書き方では、紙面が足りません。
新郎や新婦のとの『続柄』が分かるよう、冒頭に『新郎』『新婦』と記載しましょう。その後に『続柄』を短く入れます。『新郎従姉』『新婦従弟』と表記したほうがすっきりとしていますね。
おじ、おばを表す言葉の違い
席次表を入れる時に注意したいのが、おじとおばの書き方。父方を『伯』、母方を『叔』と表記するのは誤解です。
『伯』は年上、『叔』は年下を表します。父母それぞれの兄弟姉妹の関係から見て、両親よりも年上であれば『伯』、年下であれば『叔』を使いましょう。親の実の兄弟姉妹の配偶者は、年齢に関係なく、あくまでも兄弟姉妹の順番で使い分けるのです。
『続柄』の適切な書き方を理解しよう
『続柄』は、書類には欠かせない表記です。提出する書類により、本人や世帯主から見た『続柄』、保護者から見た『続柄』とかえて記載する必要があります。
どの部分を中心にして『続柄』を記入するのか、書類に書く前に下書きすると分かりやすいですよ。
[文・構成/grape編集部]