戦地で兵士の命を守った犬 残りの人生はたっぷり甘やかされる! By - grape編集部 公開:2016-04-12 更新:2018-05-20 戦争犬 Share Post LINE はてな コメント 出典:Twitter アメリカ海兵隊と共にアフガニスタンとイラクに派遣され、多くの兵士の命を守った1匹の軍用犬が名誉ある勲章を受章しました。 その犬の名前はルッカ。12歳の雌のジャーマン・シェパードです。 Great to see all the love for war hero dog Lucca this morning – here she is with her #PDSADickinMedal. pic.twitter.com/GOso4aE12p— PDSA (@PDSA_HQ) April 5, 2016 危険な任務を遂行し続けたヒーロー犬 ルッカは駐留していた6年間で400回の作戦を成し遂げ、何千人もの兵士の命を守りました。その功績と勇気を称え、イギリスの愛護団体PDSAから、軍用犬にとって最高の栄誉とされる『ディキン勲章』を受章しました。アメリカ海兵隊の犬がこの勲章を授与されるのはルッカが初めてとなります。 Look out for a very special story on @SkyNews #Sunrise – we’re awarding #PDSADickinMedal to war hero dog Lucca. pic.twitter.com/US0MWNaNqL— PDSA (@PDSA_HQ) April 5, 2016 最後の任務で起きた悲劇 2012年3月、アフガニスタンで最後の任務についていたルッカがパトロールをしていたとき、彼女の足元で爆弾が爆発しました。ルッカを連れていたフアンさんはその時のことを振り返り、「大きな爆発だったので、ルッカにとって最悪の事態を恐れた」と話しました。 すぐにルッカの元へ駆け寄ると、足をケガした彼女は必死に立ち上がろうとしていたそうです。フアンさんはルッカを抱き上げて木の陰に避難し、止血をして医療班を呼びました。 この爆発でルッカは一命をとりとめましたが、左前脚を失ったのです。 NEWS: #PDSADickinMedal for Lucca, @USMC dog who protected the lives of troops in Iraq: https://t.co/FCUW8WxgkJ pic.twitter.com/jnI91ZxUz7— PDSA (@PDSA_HQ) April 5, 2016 軍用犬を引退したルッカは現在、カリフォルニア州で海兵隊員のクリスさん一家と共に暮らしています。今まで頑張った分、たっぷりと甘やかされて過ごしているそうです。ごらんください、ケガなんかに負けず元気いっぱい走り回るルッカの姿を! Lucca hasn’t let her injuries stop her and she enjoys a happy and active retirement #PDSADickinMedalhttps://t.co/ruuvICt8Ua— PDSA (@PDSA_HQ) 2016年4月5日 またルッカは『希望のシンボル』として米軍関係の福祉イベントにも参加し、たくさんの人たちを笑顔にしています。 戦地での危険な任務を遂行し、自らの命をかけて多くの兵士たちの命を守ったルッカ。これからは毎日いっぱい遊んで、穏やかな日々を過ごしてもらいたいですね。 Lucca has become a symbol of hope for many, meeting the public at military outreach events #PDSADickinMedal pic.twitter.com/68f1xIgSXz— PDSA (@PDSA_HQ) April 5, 2016 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 @PDSA_HQ Share Post LINE はてな コメント
アメリカ海兵隊と共にアフガニスタンとイラクに派遣され、多くの兵士の命を守った1匹の軍用犬が名誉ある勲章を受章しました。
その犬の名前はルッカ。12歳の雌のジャーマン・シェパードです。
危険な任務を遂行し続けたヒーロー犬
ルッカは駐留していた6年間で400回の作戦を成し遂げ、何千人もの兵士の命を守りました。その功績と勇気を称え、イギリスの愛護団体PDSAから、軍用犬にとって最高の栄誉とされる『ディキン勲章』を受章しました。アメリカ海兵隊の犬がこの勲章を授与されるのはルッカが初めてとなります。
最後の任務で起きた悲劇
2012年3月、アフガニスタンで最後の任務についていたルッカがパトロールをしていたとき、彼女の足元で爆弾が爆発しました。ルッカを連れていたフアンさんはその時のことを振り返り、「大きな爆発だったので、ルッカにとって最悪の事態を恐れた」と話しました。
すぐにルッカの元へ駆け寄ると、足をケガした彼女は必死に立ち上がろうとしていたそうです。フアンさんはルッカを抱き上げて木の陰に避難し、止血をして医療班を呼びました。
この爆発でルッカは一命をとりとめましたが、左前脚を失ったのです。
軍用犬を引退したルッカは現在、カリフォルニア州で海兵隊員のクリスさん一家と共に暮らしています。今まで頑張った分、たっぷりと甘やかされて過ごしているそうです。ごらんください、ケガなんかに負けず元気いっぱい走り回るルッカの姿を!
またルッカは『希望のシンボル』として米軍関係の福祉イベントにも参加し、たくさんの人たちを笑顔にしています。
戦地での危険な任務を遂行し、自らの命をかけて多くの兵士たちの命を守ったルッカ。これからは毎日いっぱい遊んで、穏やかな日々を過ごしてもらいたいですね。