戦地で兵士の命を守った犬 残りの人生はたっぷり甘やかされる!
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
- 出典
- @PDSA_HQ
アメリカ海兵隊と共にアフガニスタンとイラクに派遣され、多くの兵士の命を守った1匹の軍用犬が名誉ある勲章を受章しました。
その犬の名前はルッカ。12歳の雌のジャーマン・シェパードです。
危険な任務を遂行し続けたヒーロー犬
ルッカは駐留していた6年間で400回の作戦を成し遂げ、何千人もの兵士の命を守りました。その功績と勇気を称え、イギリスの愛護団体PDSAから、軍用犬にとって最高の栄誉とされる『ディキン勲章』を受章しました。アメリカ海兵隊の犬がこの勲章を授与されるのはルッカが初めてとなります。
最後の任務で起きた悲劇
2012年3月、アフガニスタンで最後の任務についていたルッカがパトロールをしていたとき、彼女の足元で爆弾が爆発しました。ルッカを連れていたフアンさんはその時のことを振り返り、「大きな爆発だったので、ルッカにとって最悪の事態を恐れた」と話しました。
すぐにルッカの元へ駆け寄ると、足をケガした彼女は必死に立ち上がろうとしていたそうです。フアンさんはルッカを抱き上げて木の陰に避難し、止血をして医療班を呼びました。
この爆発でルッカは一命をとりとめましたが、左前脚を失ったのです。
軍用犬を引退したルッカは現在、カリフォルニア州で海兵隊員のクリスさん一家と共に暮らしています。今まで頑張った分、たっぷりと甘やかされて過ごしているそうです。ごらんください、ケガなんかに負けず元気いっぱい走り回るルッカの姿を!
またルッカは『希望のシンボル』として米軍関係の福祉イベントにも参加し、たくさんの人たちを笑顔にしています。
戦地での危険な任務を遂行し、自らの命をかけて多くの兵士たちの命を守ったルッカ。これからは毎日いっぱい遊んで、穏やかな日々を過ごしてもらいたいですね。