ハムは必ず加熱すべきなの? 企業の回答に「納得」
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- 出典
- 日本ハム
手軽に使える食卓の味方・ハムやソーセージ。たまに「加熱する手間が惜しい」「加熱しないでも食べられるのかな…」と思うことはありませんか。
加熱が必要かどうかについて、企業が公式サイトで回答しています。
肉の加工品は必ず加熱するべきなのか
ハム、ソーセージ、ベーコンなど、肉の加工品は必ず加熱しなくてはいけないのでしょうか。疲れている時、時間がない時などは加熱する手間すら惜しいこともありますよね。
かといって加熱しないまま食べて問題があったらと思うと、不安を抱えて台所に立つことになってしまいます。
加熱しなくても食べられるのかどうかという質問に、肉加工品を数多く手がける企業『日本ハム』が公式サイトで以下のように回答していました。
これは嬉しい情報ですね! 加熱したほうがおいしいとの情報も記載されていましたが、どうしても加熱する時間や気力がない時には、袋を開けてそのままがぶりとかじりついても問題ないようです。
なお、生ハムやドライソーセージは加熱せずに食べてほしいとのことです。
『無塩せき』のタイプは少々注意
とはいえ、すべてが『加熱しなくてOK』というわけではないようです。以下のような注意も記載されていました。
無塩せきソーセージとは、発色剤である亜硝酸ナトリウムを使用していないソーセージのことです。すでに加熱されているものではありますが、食べる前には加熱が必要なのだとか。
「なぜ先に加熱されているのに、また加熱するの?」と思うかもしれませんが、これは食中毒防止の観点が関係します。
亜硝酸ナトリウムには色を鮮やかにする効果のほか、食中毒の原因になるボツリヌス菌の増殖を抑止する働きがあります。
無塩せきタイプの加工品にはその効果がないため、保存性が落ちてしまう一面があるということですね。
まずはパッケージをしっかり確認
安全においしく食べるためには、無塩せきタイプの加工品は加熱して食べたほうがよいでしょう。また、製品のパッケージにも加熱に関する説明が記載されているため、そちらも参考にしてみてください。
調理のバリエーションも豊富で、老若男女が食べやすい肉加工品の数々。加熱したほうがおいしいとのことですが、加熱しなくても食べられるタイプなら、忙しくても手間なく食事がしやすいですね。
タイプ別に加熱の必要性をチェックしながら、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
[文・構成/grape編集部]