「手軽すぎて驚いた」 紅茶のティーバッグの液だれは『コレ』で防げます
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紅茶などの飲み物を入れる時に使う『ティーバッグ』。
急須やティーポットを使わずに手軽においしいお茶を入れることができ、ほっと安らぐティータイムや忙しい朝にも便利なアイテムです。
ところがティーバッグを取り出そうとした時に「ぽたぽたと液だれしてしまった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。
日常に役立つライフハックを発信しているむう(hasemen_kurashi)さんのInstagramで、この『ティーバッグの液だれ問題』を解決する裏技を紹介しています。
茶葉を取り出す時に『あること』をするだけで簡単に液だれが解消できる方法をチェックしてみましょう。
ティーバッグは、水面で2秒待ってから取り出す
液だれを防ぐためにティーバッグをカップの縁に沿わせて水分を落としている人もいるでしょう。
それも1つの方法ですが、もっと効率のよい方法があります。
ティーバッグを引き上げる時に、ティーバッグの底を『水面に2秒漬けてから』取り出してみましょう。
ティーバッグに付いているひもを持ち、ティーバッグを引き上げます。ティーバッグの底が見えてきたら、底を水面に漬けたまま2秒待ちましょう。
2秒たったらティーバッグを完全に取り出します。いつもならここで水滴がぽたぽたと落ちますが、一滴たりとも落ちてきません。
隣のお皿に移動させても、ティーバッグを揺らしても水滴が落ちることはなく、液だれゼロの状態を保っています。
この方法は、ティーバッグだけでなく、カレーや汁物などをお玉ですくう時にも使えるそうです。
特別なものを使わず、2秒待つだけで掃除の手間が省けるので、さまざまなシーンで活用できそうですね。
液だれしない理由は『表面張力』にあった
なぜ水面に2秒漬けるだけで、ティーバッグの液だれがなくなるのでしょうか。そこには『表面張力』が関係しています。
表面張力とは、液体の表面積を小さくするように働く力のことです。表面張力は、水分同士が引っ張り合うことで起こります。
『コップに入れた水があふれそうであふれず、コップの縁で盛り上がる』『葉っぱの上の水滴が丸くなる』などが、表面張力が働いている一例です。
ティーバッグの底を水面に2秒漬けると、ティーバッグに残っていた水分が表面張力の働きによって茶葉側に移動します。
その結果、持ち上げた時の液だれがなくなるのです。
ほんの少しのコツで液だれがなくなるライフハックは、すぐにでも実践ができそうです。ティーバッグやお玉を使う時などに活用してみてください。
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[文・構成/grape編集部]