「マッチ箱を開けると夏が詰まってました」 称賛の声が相次いだ作品がこちら
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
お祭りや縁日などのイベントの出店で見かける、金魚すくい。
ポイと呼ばれる使い捨ての道具を使って、金魚を何匹すくえるか挑戦するのは、夏ならではの楽しみでしょう。
そんな金魚すくいを、マッチの箱を活用して表現した作品が、X上で話題となっています!
マッチ箱を開けると金魚すくいが?
2024年8月、金魚すくいをモチーフにした作品で注目を浴びたのは、Hanabira工房(@Hanabira7878)さん。
涼しげなイメージの金魚すくいと火を連想するマッチ箱は、親和性がないように感じますが、どのようにかけ合わせたのでしょうか。
「こういう世界観、大好き」「とても涼しげで美しい」などの声が上がった、細部まで目を光らせたくなる次の2枚をご覧ください。
マッチ箱を開けると、中には水中を泳ぐ大量の金魚が…。
そう、Hanabira工房さんが作ったのは、マッチ箱に収まるサイズで金魚すくいを表現したミニチュアだったのです!
金魚の大きさに合わせて作られた、手指の爪よりも小さいポイにも、細部へのこだわりを感じますね。
同作は2019年に、1週間ほど費やして作り上げたものだとか。主な材料には、紫外線を当てて硬化する透明な樹脂である、UVレジンを使っているそうです。
なお、特に力を入れた点については「金魚を二層のレジンに分けて配置している点です。これにより奥行きが生まれ、よりリアルに作ることができました」と語っています。
子供も大人もワクワクするようなミニチュアには、称賛の声が相次いでいます!
・今の時期にピッタリですね!
・ポイも金魚も小さくてびっくり。欲しい。
・「マッチ箱を開けると夏が詰まってました」という感じ!素敵です。
金魚すくいのミニチュア製作者にインタビュー
grapeでは、製作者のHanabira工房さんに、本作について話を聞いてみました。
Hanabira工房さんが当時、金魚すくいをモチーフに選んだ理由はなんだったのでしょうか。
当時、季節が夏だったこと、100円ショップにたまたまレジン用の『水面の波紋』の型が売られていたことが、金魚すくいを作るきっかけになりました。
金魚すくいにまつわる幼少期の思い出について尋ねてみると、ほほ笑ましいエピソードが飛び出しました。
幼い頃、地元のお祭りで金魚すくいに挑戦するも、開始早々ポイが破けてしまい、おまけで1匹頂いたのを思い出しました。その金魚と一緒に、お祭りの屋台を巡ったのはいい思い出です。
本作の大きな特徴は、マッチ箱の中に収まる大きさと形で、金魚すくいが再現されていること。『マッチ箱の中にミニチュアを作る』という発想は、どこからヒントを得たのでしょうか。
幼い頃に読んだ折り紙の本が、ヒントになりました。
うろ覚えですが、折り紙で作ったマッチ箱のような箱の中に、金平糖やアクリルストーンなど、キラキラしたモノが入っているような見本が載っていたんです。その見本が、マッチ箱の中に何かを作ろうと思った時の参考になりました。
また本作以外にも、数多くのミニチュア作品を生み出し続けている、Hanabira工房さん。ミニチュア制作の発信を通じて、作品を見てくれる人に感じてほしいことや、今後の目標について語ってもらいました。
ミニチュア制作は、作品自体にも魅力はありますが、材料選びや作り方、アイディアのどれをとっても人によって異なる個性が出るのが魅力的。こうした作り手による違いを、SNSや動画などを通じて見て頂けると嬉しいです。
また、今後もミニチュアを学びながら多くの作品を作り、世界中で個展を開くことが目標です。
まずは、国内で個展を開きたいと思っています。そのために、たくさんのミニチュアを作り、SNSでの発信を続けて準備をしていきたいです。
「世界中で個展を開くことが目標」と思いをあらわにした、Hanabira工房さん。
今後も、Hanabira工房さんが新たに生み出す作品に期待するとともに、展示会などの情報にも目を光らせたいですね。
[文・構成/grape編集部]