トイレでやりがちなNG習慣 7つの行動に「やっちゃってました…」
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家族で共有して使うことが多い『トイレ』ですが、使い方に対して小さな不満がたまることもあるでしょう。
Instagramで男性目線の快適な家づくりを発信しているぴえーる(pierre_life_style)さんは、家族で共有したい『トイレのNG行動』を紹介しています。
大人から子供まで全員が気持ちよくトイレを使えるように、家庭で作るルールの参考にしてみましょう。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
1.トイレのふたを閉めてから流す
新型コロナウイルス感染症の拡大により、トイレのふたを閉めてから流すことが浸透しました。
トイレのふたを閉めてから流すほうがいいのは、水を流した時に細菌とウイルスが舞い上がることを防ぐためです。
厚生労働省でも、健康管理としてトイレのふたを閉めてから流すことを推奨しています。
ふたを閉めることでトイレの水が床へ飛び跳ねるのを防ぎ、細菌・ウイルスの舞い上がりも防げるので、衛生を保つために協力してもらいましょう。
2.便をしたら消臭する
便の臭いは『食べ物』と『年齢』が大きく関係しており、高タンパク・高脂質の食事をする人、年齢を重ねた人ほど臭いがきつくなります。
しかし、便の臭いは個人の力でコントロールできません。少しでも臭いを和らげられるように、便の後は消臭スプレーなどを使って消臭しましょう。
3.立って小用をしない
男性は、身体の構造上立って用を足すのが一般的です。公衆トイレにも『小便器』という男性用のトイレがあるため、男性にとってはごく自然なことでしょう。
しかし、立ったまま用を足すと尿が飛び跳ねてしまい、便器の縁や床が汚れてしまいます。
衛生と掃除の両面を考慮して、便器に座って用を足す方向にシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか。
『ライオン』が2021年に行った調査では、49%の男性が『座って用を足す』ことに切り替えていることが分かりました。
人によって考え方や意見が別れる部分ではありますが、方法の1つとして検討してみましょう。
4.トイレで掃除機を使わない
トイレの床に髪の毛や埃、服の糸くずなどが落ちていると、掃除機で吸い取りたくなるのではないでしょうか。
しかし、トイレの床は『目に見えるゴミ』だけでなく『尿の飛び散り』による汚れも付着しています。
トイレを掃除した掃除機でほかの部屋を掃除すると、トイレに付着した菌を部屋中に持ち運ぶことになってしまうのです。
また、床に落ちた水を吸い込むと掃除機が壊れてしまうこともあるので、掃除機をかける場合は『拭き掃除が終わってから』にしましょう。
5.トイレで長居しない
トイレで本を読む、スマートフォンを触るなど、あえて長居をする人もいるのではないでしょうか。狭く閉ざされた空間のトイレは、人によって『心地よい空間』ともなります。
しかし、扉の向こうに待っている人がいるかもしれないことを考えると、長居はおすすめできません。
また、トイレは用を足す場所であることからドアノブや便座に菌が付着しています。便器の中に誤って落としてしまうリスクもあるため、本やスマートフォンを持ち込まないようにしましょう。
6.トイレのふたを開けっぱなしにしない
冬になると助かるのが、便座を温めてくれる『暖房便座』です。暖房便座をONにしている場合、便座をふたを開けっぱなしにすると便座が冷えてしまいます。
これにより電気を無駄に使うことになってしまうので、電気代節約としても毎回ふたを閉めるようにしましょう。
7.トイレットペーパーを床に置かない
トイレに収納棚がない場合、予備のトイレットペーパーをトイレの隅などに置きたくなります。しかし、トイレットペーパーを床に置いておくと、思わぬ来客を招いてしまうかもしれません。
それが、ゴキブリと紙魚(しみ)という虫です。ゴキブリは食物だけでなく、紙やせっけんも食べます。紙魚に至っては、紙や繊維を好んで食べるため、彼らにとってはパラダイスです。
トイレの床そのものも汚いことを踏まえると、浮かせる収納や別室に置くなどしたほうがいいでしょう。
思いやりが快適につながる
身体の構造上、男性と女性とではトイレの使い方が異なります。また、小さい子供であれば次に使う人のことまで気が回らないこともあるでしょう。
しかし、一人ひとりが少しだけ気を使うことでトイレがより快適な空間になります。トイレの使い方について、一度家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]